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10件
怪盗ニック全仕事
著者 エドワード・D・ホック , 木村二郎
ニック・ヴェルヴェットは当代きってのプロの泥棒である。つねに依頼を受けて動く彼が盗むのは、価値のないもの、もしくは誰も盗もうとは思わないものだけ。報酬は一件につき二万ドル。そんな型破りな条件にもかかわらず、彼のもとには依頼が次々に舞い込んでくる。ターゲットはプールの水、おもちゃのネズミ、プロ野球チーム、使い古しのカレンダー等……それらをニックはどうやって盗む? そして依頼者はなぜ盗ませようとする? 短編の名手ホックが創造した唯一無二の怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第1弾、全15編収録。
怪盗ニック全仕事6
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怪盗ニック全仕事 1
2016/01/18 06:34
痛快
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽこ仮面 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ユニークな泥棒の活躍、とても面白いです。でもユニークな依頼の裏には・・・というのがややワンパターン気味かも。でも次もまた読んでしまいそう。
2024/11/04 06:06
波乱万丈、怪盗ニック
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2冊目にして、すごい変化球。ニック自身が盗まれたり、何も盗むなと依頼されたり…。こういう話はワンパターンになりがちだが、上手いこと型から外していて毎回どうなるんだろうとワクワクさせてくれる。次巻も楽しみ。
2024/11/02 06:20
怪盗ニック登場
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宝石などの価値あるものを盗まない怪盗というのは、珍しいのでは。ニックが盗むのはカレンダーやゴミの封筒、動物園の虎など奇妙で価値のない物ばかり。どうやって盗むのか、なぜ依頼人は盗みの依頼をしたのか。この2つを軸にストーリーは進む。ちょっと分かりにくかったり、ご都合主義が多いのは否めないが、謎解き要素もあって面白い。短編ばかりなのもあって読みやすい。