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6件
心の傷を癒すということ
著者 著者:安 克昌
心的外傷後ストレス障害(PTSD)。阪神・淡路大震災は人々の心に、癒えない傷を刻み込んだ。傷つく心とは? 心のケアとは? 自らも被災しながら、精神医療活動に奔走した、ある精神科医の魂の記録。
心の傷を癒すということ
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心の傷を癒すということ
2022/04/23 23:49
災害時精神医療のパイオニア
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hachiroeto - この投稿者のレビュー一覧を見る
阪神淡路大震災が人々に残した、心の傷跡。生き残った罪悪感、救えなかった悔恨。精神科医として、彼らの声を聞き続けた著者による一冊です。「癒し」という言葉の本当の重さを再認識。
2021/02/15 06:43
恥ずかしながら
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本をモデルにしたドラマ、映画を見るまでは安先生のことを知りませんでした。しかし、もう震災から26年経ち、今こそ風化させないように、もっと安先生のお話、残したかった事が世の中に伝われば良いなぁと思いました。
ドラマは、阪神淡路大震災と心のケアがテーマの作品だと知ってエキストラに参加したので、非常に想いがある作品なので、ずっと覚えておきたいし、伝えていきたいです。
心の傷を癒すということ
2021/01/09 15:24
阪神・淡路大震災において被災地から届けられた「いのちとこころ」のカルテです!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の若き研究家として治療活動に尽力された安克昌氏の作品です。同書は、1995年1月17日未明に発生した震度7の阪神・淡路大震災において、全てが手探りの状態で始まった精神医療活動、発症する数々の精神障害、集まった多くのボランティア、避難者や仮設住宅の現実を描いたドキュメンタリーです。震災がもたらした「心の傷」とは何なのか?そして本当の「心のケア」とは何なのか?同書は、被災地から届けられた「いのちとこころ」のカルテでもあるのです。同書はサントリー学芸賞を受賞された名作です!