電子書籍
怪しいものたちの中世
著者 本郷恵子(著者)
日本の中世に暗躍した「怪しいもの」とは何者か。山伏、占い師、ばくち打ち、勧進聖……。神仏の威光を利用した彼らの活動は多様であり、心の平安を与える方法は多岐にわたる。一見すると詐欺のようにも思えるが、殺伐とした環境に置かれた人々に夢見る喜びを感じさせ、人間らしい感情や希望、未来について考える機会を与えていたのだ。中世の「宗教」の果たした知られざる効用を、豊富な事例から解き明かす新しい中世史。
怪しいものたちの中世
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電子書籍怪しいものたちの中世
2020/06/29 05:55
怪しい人たち
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世の詐欺師や自称皇子女など普通ではない人たちや夢を見て語り合う貴族たち、認知されない宮など教科書には出てこないような中世のリアルに触れることができた気がする
紙の本怪しいものたちの中世
2022/01/11 22:23
騙されてみるのも楽しかったかも知れない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん中世には新聞もテレビもインターネットもなく、善男善女をだます悪い奴らもはびこっていた。でも、騙されてみるのも楽しかったかも知れない、ひょっとすると羨ましい時代だったのかもしれない
紙の本怪しいものたちの中世
2016/08/09 19:08
どこからでも読めるが、ハードルは少し高め
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
研究者の本なので、軽めの本といえども読者に基礎的な教養と知識とは要求してくる。文章は素直で読みやすいが、内容にはもう少しひねりや外連が欲しいところ。