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太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者
著者 著者:鹿島 茂
富と美の象徴「ヴェルサイユ宮殿」。いわば豪華絢爛美学の究極を造りあげたのは「太陽王」ルイ14世である。その複雑な人物像から政治手腕、女性遍歴と宮殿改築の知られざる関係まで徹底解剖する歴史エッセイ!
※本書は2014年5月~2016年4月にカドカワ・ミニッツブックで連載された『ヴェルサイユ』を改題したものが底本です。
太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者
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太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者
2020/09/04 10:17
盛り沢山過ぎ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名に惹かれて読んだけれど、実際は14世のことよりも周辺の人のことが多く書かれていた。
内容は非常に濃密で学ぶことがいっぱいだった。が、余りにも盛り沢山過ぎて、何を言いたいのか、何を読者に伝えたいのか、はっきりしていないように感じた。
例えば、「 フランス王族名の基礎知識 」や「 歴代フランス王妃は外国の王族 」等の説明は必要なのか、と感じた。また、フロンドの乱の説明は詳細ではあるが、詳細過ぎてかえってよくわからなかった。
反対に、リシュリューとマザランが推進する、「 中央集権化 」は、自国のためなのに、なぜ、他国と競争をして戦争をするのか、の説明はないように感じた。
ウ゛ェルサユ増改築の費用捻出のために、奔走する財務総監コルベールは、ルイ14世の忠臣と思われるが、そこに思い至らない王に失望した。
愛人に、「 ドーダ 」と威張るために、宮殿を作り、戦争をして、ナントの勅令を廃止して、、、、、愛人ではなく、国民の幸福ために、「 ドーダ 」と言えるような親政を敷いてほしかったものです。
2019/05/20 14:38
太陽王
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
豪華なヴェルサイユ宮殿の発明者。どのようにしてヴェルサイユ宮殿が出来たのかなど、なかなか興味深かったです。