- みんなの評価
24件
仏教の思想
インドに生まれ、中国を経て日本に渡ってきた仏教。多様な思想を蔵する仏教の核心を、源流ブッダに立ち返って解明。知恵と慈悲の思想が持つ現代的意義を、ギリシア哲学とキリスト教思想との対比を通じて探る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
仏教の思想 12 永遠のいのち<日蓮>
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
2021/05/27 22:29
日蓮の情熱
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある意味過激とも取れる日蓮の思想がどのように生まれたのかが日蓮の生涯と共に語られている。立正安国論や日蓮の手紙などが現代語訳や原文で載せてあり日蓮のパワーが伝わってくる
2021/05/18 07:07
生を肯定する密教
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
生を否定する宗教だった仏教が密教の時代において生を肯定する仏教に変化していったことを本シリーズを順番に読んでいって感じた。本書が書かれた当時は密教も空海もあまり評価されていなかったようだがそれから何十年も経った今は空海や密教が高く評価されているので時代の流れを感じる
2021/05/13 22:44
浄土教について
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿弥陀如来の浄土に行くことを願う浄土教の世界は前巻までの精緻な仏教哲学の世界から見れば異端に見える。しかし民衆の間に最も広まったのは浄土教で異端だがもっともポピュラーな仏教という点で関心を持っていたので本書も面白かった。インド仏教からの流れ、中国での戦乱や廃仏による絶望への対応など興味深い。