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4件
憤死
著者 綿矢りさ
自殺未遂したと噂される女友達の見舞いに行き、思わぬ恋の顛末を聞く表題作や「トイレの懺悔室」など、四つの世にも奇妙な物語。「ほとんど私の理想そのものの「怖い話」なのである。――森見登美彦氏」
憤死
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憤死
2022/02/08 00:21
怖い「小説」
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投稿者:帛門臣昂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日日、よく書かれるのが実話怪談調の怖い話。少し時代を遡れば散見される創作怪談調の怖い話。そして、確固たる地位を得ている恐怖小説。そのいずれにも属さない怖い「小説」です。ただただ怪奇と恐怖が渦巻くものではなく、人間に対する本質的な嫌悪感や不安を書き切っています。
憤死
2020/05/30 12:26
綿矢りさ氏の独特の世界が存分に味わえる一冊です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、 『インストール』や『蹴りたい背中』といった話題作を次々に発表され、文藝賞や芥川賞も獲得されてきた綿矢りさ氏の、奇妙な物語集です。同書には、自殺未遂をしたと噂される小中学校時代の女友達の病室を興味本位で訪れた私は、彼女が自宅のバルコニーから飛び降りた驚きの真相を聞くという表題作「憤死」をはじめ、不思議な物語である「おとな」、「トイレの懺悔室」、「人生ゲーム」などが収録されています。綿矢りさ氏の独特の小説世界が存分に味わえる作品集となっています。
憤死
2015/08/25 12:15
満足でした
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投稿者:すずりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見先生のコメントがあって買った一冊。さすがです。筆力凄いです。これこそ文学だなって感激しました。