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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 6件

西瓜糖の日々

著者 リチャード・ブローティガン , 藤本和子

コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢見る幸福とは何だろうか…。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説。ブローティガンの代表作。

西瓜糖の日々

税込 858 7pt

西瓜糖の日々

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

西瓜糖の日々

2020/05/14 11:10

アメリカの作家であり、詩人であったリチャード・ブローティガンの不思議な世界が描かれた作品です!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、アメリカの作家であり、詩人であったリチャード・ブローティガンの作品です。彼の作品は、かなり飛躍した比喩が用いられ、深い心理描写を故意に欠いた文体で独特の幻想世界が築かれます。そして、アメリカン・ドリームから遠く隔たった、どちらかと言えば落伍者的、社会的弱者風の人々の孤立した生活を掬う作品が多いのも特徴です。同書は、 アイデスという街、すなわち「iDeath」と綴られるように、自我のない世界が舞台となっており、一見穏やかなのですが、食事などは共同体で共有し、薄ら寂しく生気のある彩りが非常に薄い街が描かれています。決してユートピアではなく、何かを諦め、不安を抱え、未来への気配が薄い世界なのです。対照的に、虎の住む時代と忘れられた世界が置かれており、これがまた非常に示唆的です。独特の世界観を描いた奇妙な作品です!

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西瓜糖の日々

2004/09/26 05:59

僕の個人的な「西瓜糖」体験

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すなねずみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

散漫になりつつある印象がある。散漫さは優しさに似ているけれど、それはとても脆弱ですぐに壊れてしまう。一点を見据える強さがなければ、ほんとうの優しさは、たぶん不可能だ。技巧的な優しさは、意識的に表出される強さと同じように、所詮は他人を傷つけるためのものとしてしか働くことがない。

外に向かうのか内に向かうのか、そんな二分法で考えるのは、なんだかとても難しい。

一気に(たぶん)内側へと極端なほどに強い力で自分を向けてくれる(無意識裡に、気づかぬうちに)ようなものに触れることが、ときに必要なものである。作品の世界に入り込むことが、『地下街の人びと』や『西瓜糖の日々』のような、それぞれに非現実的な肌触りのリアルな(内面)世界を垣間見せてくれる小説を読むときのように、「自分」を無化してくれて、気がつくと(たぶん)内側にすとんと置かれていることを感じたりして、その不思議な気持よさは何ものにも変えがたい、大切な体験である。そこには確かに「芸術」と呼ぶしかないような美しさがある。

『西瓜糖の日々』はこんなふうに始まる。

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ブローティガンの小説で個人的に一番好きなのは『東京モンタナ急行』、とてもミニマルな感じの詩的スケッチ集。「ありがとうという彼女の言葉の決定的悲しさ」という一篇が「マイ・フェイヴァリット・シング(ズ)」、ちょっと「忘れ得ぬ人々」ふうなところがある。『アメリカの鱒釣り』は、ちょっとその世界に入りそこねた感じ、舞台が日本かアメリカかという違いが案外大きかったのかもしれない。大学生の頃に初めて読んだブローティガンの小説は『愛のゆくえ』(The Abortion)、これは明確な「物語」があってとっつきやすさが魅力。

西瓜糖の世界から語りかけてくる声は、そんなすべてを包み込む「野生の風」のように、現実へと誘う。

そういえば、ブローティガンの名前を初めて目にしたのは、リチャード・バックの『イリュージョン』の訳者あとがき(by 村上龍)だったように記憶している。ジョン・レノンの悲劇を予言するかのようなその小説も、とってもオススメな一冊。

それぞれが、それぞれの「西瓜糖」体験を分かち合う。たとえばそんな読み方ができるような、とても寂しくて、でもなんだか、とても幸せな一冊。それが『西瓜糖の日々』という本の、僕のとっても個人的なイメージだ。

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西瓜糖の日々

2020/07/19 22:09

だんだんとはまっていく不思議な話

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

彼の作品を読むのは「アメリカの鱒釣り」以来だ、あの作品も藤本和子氏の名訳だった、そして、この作品にもいたるところで鱒が登場する、この人は本当に鱒が好きなのかもしれない。解説の柴田元幸氏によると、作者は60年代には文字どおり時代の寵児になったが、70年代以降、彼に対する評価は急速に下降していったという。それはヒッピー文化が下火になって彼の作品も下火になっていったという印象も否めないと柴田氏は言う。でも、この21世紀の現在において、彼の作品は古臭くなっているのだろうか。今回読んでみても、そんなことは微塵も感じなかった。それは、私の感覚だけではなくて他の彼の作品が次から次へと復刊されているという現状がものがったいる

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