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悪食令嬢と狂血公爵
伯爵令嬢メルフィエラには、異名があった。
毒ともなり得る魔獣を食べようと研究する変人――悪食令嬢。
遊宴会に参加するも、突如乱入してきた魔獣に襲われるメルフィエラを助けたのは
魔獣の血を浴びながら不敵に笑うガルブレイス公爵――人呼んで、狂血公爵。
血にまみれた姿を意に介さないどころか
魔獣の血は身体に悪いと自らを案じるメルフィエラに興味を持ち、公爵は尋ねる。
「魔獣に詳しいのか?」
「私は魔獣というよりは、食物に興味があるのです」
「食物、だと? お前にはこの魔獣が食物に見えるというのか」
「はい、もちろんです。食べるからには美味しくいただきたいですから!」
「なるほど、悪食令嬢とは言いえて妙だが、やはり噂は当てにならぬものだ」
メルフィエラの趣味に興味を持ったガルブレイス公爵は思わぬことを言い出して――!
異食の魔物食ファンタジー、開幕!
悪食令嬢と狂血公爵3 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~
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悪食令嬢と狂血公爵 その魔物、私が美味しくいただきます! 3
2024/01/20 21:45
今回のメニュー、百足蟹の蒸し焼き母の想い出添え、城下町デート付き
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ラ・レーネ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も美味しゅうございました。途中のガルブレイス領内砦の隊長さん達との出会いも中にはメルフィエラに粗探しの目を向ける隊長もいたけど、それもアリスティード達にとってはちょっとしたスパイスのようなもの。メルフィエラ自身を知れば、自ずと解るというものです。今巻では百足蟹討伐にメルフィエラのたっての願いもあり同行してますが、1番嬉々としていたのはケイオスさんでしょう!1巻からは想像出来ないくらい喜んでいる姿を見せてくれてます。それしても、王国の魔物征伐にガルブレイス公爵家に依頼が集中するとは思ってもみませんでした。それに託けてお兄様が〜中々素敵なお手紙をメルフィエラに送っておられましたが、本当に宮廷にメルフィエラは行くのでしょうか?社交界では嫌な噂が出回っているようなので、彼女が嫌な思いをしないか心配です…。あぁ、続きがものすごく気になります!次に何の魔物料理が出てくるのかも!それに何となく漂う不穏な気配も気になります…。早く4巻が読みたいです!
悪食令嬢と狂血公爵3 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~
2024/02/03 13:04
カニ美味しー(違う)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
メルフィエラはガルブレイス領に到着早々のピンチを乗り切り、天狼親子を助け、アリスティードとミッドレーグの街へ初デート。仲良く手をつないでテンションアゲアゲで向かった先は…ま、鍛冶工房なんですけどね。
曲者ぞろいの砦長たちとの初会合も堂々と渡り合い、ついに魔物討伐にも参加することに!といった具合に食いしんぼ仲間も着々と増えメルフィエラは今日も元気です。
アリスティードは初めの冷酷でカッコいいイメージはどこへやら、メルフィエラ溺愛なヘタレですがいざ魔獣に向かうと流石な活躍。アリスティードの哀しい過去やメルフィエラに隠された実家のことや国王の思惑は?など気になる次巻はまだ?
悪食令嬢と狂血公爵2 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~
2024/02/02 21:50
新たな魔獣も美味しく
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
魔物を食らう変わり者「悪食令嬢」。そんな心無いあだ名と悪評が付きまとっていたメルフィと、残虐非道の「狂血公爵」と噂されるアリスティードの婚約が調いガルブレイス領へ。帰路魔鳥に襲われたりもしたけれどメルフィは元気です。新しい環境も好奇心いっぱいに新たな魔獣との美味しい出会いにもワクワク。
眼力が鋭く厳つい非常に体格の良い大男であるアリスティードに『閣下の精神年齢三歳疑惑』が囁かれていたり、実はメルフィの酒豪が発覚したり、新しくふわふわの小さな仲間が出来たり、でも相変わらず魔獣は美味しく頂いてます。
巻末付録の美味しい魔物図鑑は本文中の魔獣の様子がよく分かり、非常に有用だが如何せん魔獣が見つからないので食することは出来そうにない。残念。