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2件
美濃牛
著者 殊能将之 (著)
病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられていた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。(講談社文庫)
美濃牛
05/08まで通常1,142円
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美濃牛
2004/07/22 19:02
タイトル、何て読むんだ。中身は何てミステリーだ。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mkimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの読み方がわからないところも、ミステリーだが、読んでみれば、まさにミステリー!!!
本の厚みのインパクト同様、中身のインパクトも大きい。そのインパクトで、ボリュームを感じさせず、いっきに読ませるストーリー展開はさすが。
読み終わると、計算尽くされたタイトルのつけ方にまたまたうなる。
(もしかしたら、ねらってないかもしれないけど)
国産の現代ミステリーとしては最高レベル。
2022/01/25 07:42
牛鬼伝説殺人事件
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックや真犯人の正体が明らかになってからが本番かも?
美濃牛
2018/01/27 12:55
良作なミステリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
流石に800ページ弱あるだけあって、スローペースで話は進みますが、それでも飽きることなく読ませてくれるのはさすが!浸かるとあらゆる病が治るという泉のある村で起こる殺人事件に石動が挑みます。山奥の村、首なし死体、牛鬼が住むという洞窟など、この設定が好きです。結末もなるほどと思わせ、『ハサミ男』や『鏡の中は日曜日』程ではなかったですが、面白いミステリーでした、