- みんなの評価
2件
脳内不安物質 不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる
著者 貝谷久宣
不安・恐怖症やパニック発作には、ある物質が関係している! 今も昔も私たちは、さまざまなことから不安や恐怖を抱くものだが、多くの場合、その不安・恐怖は一過性で、いつのまにか忘れてしまうものだ。ところが、最近のストレス社会を背景に、不安や恐怖に“とりつかれた”ようになる不安・恐怖症や、突然激しい不安が襲うパニック発作によって日常生活が困難になる人が日本でも増えている。こうした病的な不安・恐怖は心理学的カウンセリングを中心に治療が行われてきたが、現在ではいくつかの脳内物質と脳の機能障害が関係していることが明らかになり、治療法も変わりつつある。本書では、不安・恐怖症とパニック障害の物質的原因を新しい知見でさぐり、効果的な治し方を紹介する。(ブルーバックス・1997年8月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
脳内不安物質 不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
脳内不安物質 不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる
2020/02/26 09:23
不安症や恐怖症などの心理的病を物質的に究明し、その治療法を教示してくれる書です!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、私たちが時に感じる不安や恐怖はどうして起こるのか、ということについて最新の科学の知見をもとに物質的な原因を究明してくれる一冊です。不安や恐怖というのは、その場の一瞬の心の動揺で、その後はすっかり消えてしまうこともあれば、これがもとで心身の障害を長らく患ってしまう人もいます。いわゆる、不安症やパニック障害というものです。複雑化した現代社会ではそうした不安症やパニック障害を抱える人の数は増加傾向にあります。実は、最新の研究では、こうしたことは脳内物質と脳の機能障害が関係していることが明らかになってきており、治療方法も各段に進んでいるようです。同書は、こうした最新の知見を分かり易く解説し、その治療法についても詳細に述べていきます。
2023/03/24 18:35
パニック障害の仕組み
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
パニック障害や病的な不安症が脳内物質がどう関係して引き起こされるのか、その治療法はどうしているのかなど興味深かった。