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100万回生きたねこ

著者 佐野洋子

このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

100万回生きたねこ

税込 1,320 12pt

100万回生きたねこ

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みんなのレビュー70件

みんなの評価4.5

評価内訳

100万回生きたねこ

2009/04/10 21:13

この絵本を、あなたはどなたと読みますか

13人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サムシングブルー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『心と響き合う読書案内』で紹介されていた佐野洋子作・絵の絵本『100万回生きたねこ』を読みました。
 子どもが小さい頃、よく絵本を読みました。絵本のページをめくるとき、ちらっとのぞき見る子どもの顔は、きらきらしていて、愛らしくて、幸せなひとときでした。今回は一人で絵本を読みました。実は、私、ねこが苦手なんです。ねこを抱っこしたことがありません。ねこの目が怖いのです。

 表紙のねこはエメラルドグリーンの眼をしているとらねこで、太い後ろ足で立っていて、強そうです。
次のページのねこは、もっと怖い顔をして、前足を人間の手のように広げ、とうせんぼをしています。

 100万年も しなない ねこが いました。
 100万回も しんで、100万回も 生きたのです。
 りっぱな とらねこでした。
 100万人の 人が、そのねこを かわいがり、100万人の
人が、そのねこが しんだとき なきました。
 ねこは、1回も なきませんでした。
 
 ねこはパープルの眼をして、しっぽをたらして、少し寂しそうです。

物語は進みます。
 あるとき、ねこは だれの ねこでも ありませんでした。

 ねこはエメラルドグリーンの眼をして、仰向けになっておなかを見せています。気持ちが良さそうです。

物語は進みます。
 たった 1ぴき、ねこに 見むきも しない、白い
うつくしい ねこが いました。

自分がだいすきなねこは、白いねこに恋をします。
「おれは、100万回も・・・・。」
と いいかけて、ねこは、
「そばに いても いいかい。」
と、白いねこに たずねました。
胸がきゅんとなる大好きなページです。

物語は進みます。
 白いねこは、かわいい 子ねこを たくさん うまみした。
 ねこは、白いねこと たくさんの 子ねこを、
自分よりも すきなくらいでした。

 ねこは、白いねこのそばに寄り添い、まわりに白い子ねこと、とらねこの子ねこが遊んでいる家族の絵が描かれています。

そして物語が進みます。
 ねこは白いねこを胸に抱いて、眼から大粒の涙を流し、泣いています。

 ねこは、はじめて なきました。夜になって、朝になって、
また、夜になって、ねこは 100万回も
なきました。

 ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。

 最後のページにはどんな絵が・・・。
 絵本は100万倍も感動します。
『100万回生きたねこ』を、あなたはどなたと読みますか。

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100万回生きたねこ

2010/11/21 08:47

追悼・佐野洋子-愛

11人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あいする。
 たった四文字なのに本当の意味を見つけることは難しい。
 心が熱くなり、相手のことをおもう。それが、愛することでしょうか。心が音をたて、相手のことを求める。それが、愛することでしょうか。
 たった一冊の絵本が、そんなことを私たちに考えさせてくれます。
 180万部近いロングセラー『100万回生きたねこ』は、愛するとは何かを考えさせて、多くの人たちに感銘を与えつづけています。

 「100万回も しなない ねこ」は、100万人の飼い主が大嫌いでした。彼が好きだったのは自分だけ。「なにしろ、りっぱな とらねこだったので」。
 そんな彼に転機が訪れます。それが、愛。
 相手は、自分の自慢だった「100万回も しんだ」ことに見向きもしなかった、白いねこ。そして、彼らは愛を育み、子を育て、やがて年老いていきます。

 何度でも死に、何度でも生き返ることは仕合せでしょうか。この絵本は、そのことに、いいえ、といっています。たったひとつの愛に生きること、それが仕合せだといっているのです。
 いえ、愛に生きるとは、100万回生きることにも価するぐらい素晴らしいことだといっているのです。

 この絵本の作者佐野洋子さんが11月5日に72歳で亡くなりました。
 たぶんこの絵本のねこのように、「もう、けっして 生きかえりません」。
 哀しいことですが、このねこのように、そこに後悔はないでしょう。そして、私たちはこれからも100万回もこの絵本で、生きる佐野さんに会えるにちがいありません。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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100万回生きたねこ

2008/12/05 23:23

ねこは愛したかったんだ!

10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

私にとって「ねこ」は大切な「象徴」です。

いろいろ変形はしていますが、
自分が使うあらゆるハンドルネームに「ねこ」を入れているくらい。

私にとって「ねこ」は飼って愛でる動物というよりも、
「個性的でマイペースな愛されキャラ」の象徴でした。

平均的にどれもできる人をカッコイイなうらやましいなと

思いながらも、自分は偏った個性と趣味でまっしぐらというタイプなので、
自分らしいままで愛されるねこが本当にうらやましかったのです。

そういう私が、この本を手に取ったのは、おそらく7年前です。
(奥付に2001年3月1日 第71刷発行と書かれています。)

手に取ったのは、「100万回という途方もない数の大きさ」と
「表紙のねこのりりしさ」に惹かれてのことでした。

2本足ですっくと立って、ちょっといばって見えるねこ。

なんだかそれに惹かれたのです。

そして、この本は、私の環境がその後の7年に大きく変わった中、
ここまで一緒にやってきました。

今まで好きすぎて、何も書けませんでした。

だけど、今日は、好きな理由を説明できるような気がして
これを書いています。

この本は「テーマは大人向け」で、「形式は絵本」というタイプの本です。

表現しているテーマは、もしかすると
子供の理解を超えているかもしれません。

でも、この本が持つ、繰り返しには自然と惹かれると思います。

「あるとき ねこは ・・・の ねこでした。
ねこは、 ・・・なんか きらいでした。」ではじまり、
ねこが死んで埋められるという繰り返しが、5回も続きます。

そして、6回続くかなと思うところで、
「ねこは しぬのなんか へいきだったのです。」と来ます。

さぁ、ここからが次の展開が来る! とわかります。

今までは誰かのねこで、しかも、その飼い主をねこはきらいでした。

たくさん愛されて、死ぬ度に飼い主は泣くのですが、
ねこは死ぬことをなんとも思っていません。

受け身に愛されて、しかも、その愛してくれる相手も嫌いだし、
これは自分のやりたいことでもない。

きっと100万回生きても、ねこは自分のねこ生を生きたことが
一度もなかったのでしょう。

そして、その次にねこは、はじめて「だれのねこでもないのらねこ」に
なります。

ここではじめて、受け身ではない、自分のねこ生を
手に入れるのです。

ねこは、自分が大好きになります。

おそらくは、今までは自分を好きではなかったの思うので、
ここがまず大事です。

そして、またりっぱな姿をしたねこだけに、いろいろなねこに愛されます。

だけど、ねこは「愛される」という選択をしません。

これは何度も過去世で経験したけれど、
見た目の美しさで愛でられるのには興味がなかったのでしょう。

そして、はじめてねこは、白ねこを、
自分以外の誰かを、好きになります。

ここからがねこの本当のねこ生だったのでしょう。

100万回生まれ変わって成し遂げられなかったことを
とうとうこのとき成し遂げます。
そして・・・。

どれ一つ欠けてはいけない。

嬉しいことだけではなく、悲しいことも含めて完結です。

ねこが経験したかったことは、これがすべてだったのでしょう。

本当に大好きな人に会えてよかったね。
君は、生きつくしたんだね、って思います。

そして、ふと自分の心に気づきます。

私は、「白ねこ」ではなくて、「ねこ」になりたいタイプです。

「こんなふうに愛されたい」ではなく、
「こんなふうに愛したい」って思います。

今まで私は、自分のバースミッションについて考えてきました。

自分は何のために生まれてきたんだろうって、
ずっと考えてきました。

誰かの役に立てているかな、誰かに必要とされる人であるだろうかと。

だけど、心の奥に入っていくと、
自分のしたいことはもっとシンプルでした。

誰かをただ愛したいだけでした。

その意味では、今までいろいろあったけれど、私はいつも真剣だったし、
自分が望んで生まれてきた通りの生き方をしていたんだなと
思いました。

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