牧野富太郎自叙伝
著者 牧野富太郎
わが国の植物分類学を独力で切り拓いた巨人・牧野富太郎。幼少より植物に親しみ、小学校中退後の人生を独学による植物研究に捧げた彼は、権威による研究妨害や貧困に屈することなく、95年の生涯の晩年まで現役であり続けた。彼が採集した標本は実に60万点、命名した植物は2500余。「植物学の父」が独特の牧野節で綴る波瀾万丈の「わが生涯」。(講談社学術文庫)
牧野富太郎自叙伝
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2023/05/21 22:00
植物学
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
牧野富太郎さんって、本当にすごい。小学校だけで、こんなにも?95年の生涯の晩年まで現役であり続けるところも頭が下がります。牧野さんが採集した標本はなんと……60万点、命名した植物は2500を越えます……それにしても人生は、波乱万丈ですね
牧野富太郎自叙伝
2022/07/06 05:10
植物分類学者伝記
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
偉大なる植物分類学者自身の来歴がわかる。しかし重複も多くもっと詳しく知りたい事情もある。晩年の様子は娘さんの手記が掲載されている。
牧野富太郎自叙伝
2020/03/13 10:08
我が国の「植物学の父」としての異名をとる牧野富太郎氏の自叙伝です!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「植物学の父」とも呼ばれている我が国の植物研究の第一人者である牧野富太郎氏による波乱万丈の人生を生き生きとした筆致で描いた自叙伝です。牧野氏は、幼いころから植物が好きで、小学校を中退してからも独学でひたすら植物研究に身を捧げた人物です。同書によれば、牧野氏が採集した標本は、なんと60万点にも及び、彼が命名した植物は2500種にも上ると書かれています。まさに驚くべき人物です。彼がこの世に生を受けて95歳でお亡くなりになるまでに、どのような人生を歩んでこられたのか、同書では「第1部 牧野富太郎自叙伝」、「第2部 混混録」、「第3部 父の素顔 牧野鶴代」として、興味深く読んでいただけるように構成されています。