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語りえぬものを語る
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語りえぬものを語る
2021/02/07 13:55
哲学者・野矢茂樹氏による語ることと語りえぬものを巡って、相対主義、論理空間と行為空間などを説いてくれる名著です!
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、哲学者である野矢茂樹氏の作品です。同氏は、『論理学』、『心と他者』、『哲学の謎』、『論理トレーニング』、『無限論の教室』、『哲学・航海日誌』などの著作で知られた方です。同書は、「たとえば<猫または掃除機>と翻訳できる<クリーニャー>という概念をもつ人たちがいたとする。私はそれを思考し語ることはできるが、理解できるだろうか」といった文章で始まります。語ることと語りえぬものを巡って、相対主義、論理空間と行為空間、私的言語と私的体験、知覚、自由などさまざまな話題に、豊かなアイディアできりこみ、「哲学的風景」を立ち上げる快著です。なかなか興味深い内容です!
語りえぬものを語る
2021/03/02 20:11
沈黙しない
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
語ることと語り得ることの違いは何?論理空間は過去の経験に依存しているが、観点によって相貌は異なると大学院生になりひねくれたという著者が考察する厄介な、いや難解な思考スタイルの哲学書。