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3件
東大教授、若年性アルツハイマーになる
著者 若井 克子
元脳外科医で、最高学府の教授でもあった夫・若井晋。
その彼が若年性認知症になるとき、本人は、そして家族は、どうしたのか。
長い苦悩をへて病を受け入れ、新たな道へと踏み出した
夫婦の軌跡を、妻・若井克子が克明に描き出す。
●当事者・若井晋が語る「認知症の人から見た世界」とは?
「最初は『何でだ』と思っていました」
「けれども私は私であることがやっとわかった」
「私が見ている感じと、みなさんが見ている感じが違うんです」
「僕の住んでいる世界は、たいへんなんだよ」
「『大変だったなあ』と一言、言ってくれればよかった」
【著者・若井克子の言葉・・・本文より】
晋は若年性アルツハイマー病になって、知識を、地位を、職を失った。
それは、世間からは「地獄」に見えるのかもしれない。
だが私には、むしろ、すべて失ったことで「あるがまま」を得て、
信仰の、人生の本質に触れたように感じられるのだ。
病は人生の一過程に過ぎない。認知症になっても、私は私であることに変わりはない――。
認知症患者800万人時代を生きるための必読書がここに!
東大教授、若年性アルツハイマーになる
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東大教授、若年性アルツハイマーになる
2022/05/02 16:19
最期までともに歩んでくれる家族の存在
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東大教授であり脳外科医であった主人公、50代で若年性アルツハイマーと診断されました。地位も知識も言葉も失って。最期までともに歩んでくれる家族の存在か・・・
東大教授、若年性アルツハイマーになる
2023/11/24 21:15
病気とは言え辛い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
東大教授しかも脳外科の医師が、59歳ころから生活に異変を感じだす。
若年性アルツハイマー、それを本人が納得するまでの辛さ、そしてそれを支える奥様の大変さ等が、奥様の手で書かれている。
どんな病も辛いが、徐々に変だ変だと自分と葛藤しつつ生活していく辛さを感じた。
2022/02/22 23:00
信仰心が介護の大変さを乗り越える助けとなる
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん認知症になった本人も辛いけれど、介護する側も本当に大変なことだと感じた。お二人はクリスチャンで、苦境に立たされたときに信仰心が大きな役割を果たしてくれるんだなと思った。これはアメリカでもよく感じることで、何か大変なことがあっても神の御導きであるからと言う人は多い。私には神様が実在するのか分からないけれど、信じる力と言うのは人を前進させ生きる気力を与えてくれることは確かだといえる。

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