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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.6 4件

疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた

著者 近藤 一博

疲労することが恥とされてきた欧米では、疲労の研究はタブーとされ、結果として、日本が世界の疲労研究をリードしてきた。しかしいま、うつ病や新型コロナ後遺症によって、疲労は世界共通の大問題となってきた! どうすれば科学的なアプローチができるのかもわからなかった疲労研究において、疲労の度合いを正確に測定する方法などを開発して世界のトップランナーとなっている著者が、そもそも疲労とはなにか、ヒトはなぜ疲労するのか、疲労を起こすメカニズムはどのようなものかを説く、かつてなかった疲労を科学する本!

疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた

税込 1,100 10pt

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.6

評価内訳

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コロナ後遺症が、疲労研究にブレイクスルーを与えた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても面白い本だった。コロナ後遺症が、疲労研究にブレイクスルーを与えたというのは知らなかった。著者によると、欧米では、疲れても働くのは効率の悪い愚かな行為とみなされていて、たいした研究がされておらず、むしろ日本で進んでいるのだそうだ。重要なのは、「疲労」と「疲労感」を分けて考えること。この区別は日常の健康維持にも役立つ。
ちなみに、研究から見た疲労の科学的本態はすでに明らかで、「統合的ストレス応答」 (ISR)が生じた結果起こってくる生体内の変化、ということらしい。ISRはタンパク質合成をやめさせ、ストレスに対応するための別のタンパク質を作らせる。「このISRというシステムは、われわれヒトと同じ真核生物の祖先である酵母にもそなわって」いるのだそうだ。とても古くて重要なシステムと考えてよさそうだ。
で、先の「疲労」と「疲労感」の違いを、ISRを通して説明し直すと、
「疲労感…ISRによって産生された炎症性サイトカインが脳に伝わって生じる感覚」
「疲労…ISRを引き起こす「eIF2α」のリン酸化による細胞の停止や細胞死」
とシンプルに定義される。この違いがあるため、疲労感を見かけ上だが、取ることも可能となる。
実際、我々の体にも、(まるで栄養ドリンクみたいに)一時的に疲労感を抑える機能が備わっていて、それは「HPA軸」と呼ばれる。ご存じかも知れないが、視床下部→下垂体→副腎という経路をたどって副腎皮質ホルモンが作られ、それが「炎症性サイトカイン産生を抑制することで、疲労感を弱める」。けれどもその結果、過労死につながることもあるのは、よく知られているところだ。
また、病的疲労の代表疾患である「慢性疲労症候群」と「うつ病」のことも、けっこう詳しく解説される。特に「慢性疲労症候群」(CFS)は、ウイルスによる感染後疲労と考えられ、脳内で炎症が生じているから「筋痛性脳脊髄炎」 (ME)を合わせて、英語圏では「ME/CFS」と略されるそうだ。その病態は「新型コロナ後遺症」と似ている部分も多いとのこと。研究の進展が望まれる。(ちなみに、脳内でウイルス増殖があれば脳炎で、増殖がなければ脳症と区別する。だが、「「脳内炎症」という言葉には、脳炎も脳症も含まれます」とのことで、少しややこしい。)コロナ後遺症は、ウイルスの脳内増殖はない「にもかかわらず脳内炎症が生じるという現象」なのだそうだ。
そして、ズバリ「うつ病の原因となる遺伝子」SITH-1「を発見した」と述べている。ポイントだけ提示すると、嗅球細胞が破壊される→脳内のアセチルコリン産生の低下→コリン作動性抗炎症経路の作用の低下→「労作後倦怠感」(PEM)という病態が考えられている。
さて、以上の様々な病的疲労に関わるウイルスとして、人類の多くが親から自然ともらってしまうヘルペス・ウイルスの一種、HHV-6が本書では何度も登場する。単純に考えると、そんなやっかいなウイルスは人類の体から取り除いてしまえば、うつ病も疲労もなくなり(?)万々歳と考える向きもあるかも知れない。だが、自然も歴史もそう単純なものではない。そもそもこのHHV-6は決して珍しいものではなく、常在ウイルスの一緒に数えられる。そんなモノなんであるのかという問いに対して、まだ科学的な回答はないが、筆者は「ここからは、サイエンス・フィクション」と註を置きながら、大胆な仮説を展開している。それは、体格も能力も優っていたネアンデルタール人を、なぜ我々ホモ・サピエンスが滅せたのか、という問いにかかっている。その興味深い仮説については本書にあたってほしい。
中身が濃く、面白みのフックがあちこちに在る一冊。

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疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた

2024/02/28 15:22

読みやすくてためになる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る

うつ病と新型コロナウイルス後遺症が大いに関係があるとは、非常に大きな発見で驚いた。 新型コロナウイルス後遺症は、非常につらいと思うので、それを緩和できる薬ができれば、うつ病にも応用できると思うし、期待できる。 ニコチンがうつ病や、新型コロナウィルス後遺症に効果がある、ニコチンは事実体に悪いと思うが、それだけで切り捨ててはいけないというのは、興味深かった。

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読みやすい。わかりやすい。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る

わかりやすい説明と先の章へ読み進めたくなるヒントが示されていて、わくわくしながら読み進めることができた。

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