新校訂 全訳注 葉隠
佐賀藩士・山本常朝が語り、田代陣基が筆録した武士道書『葉隠』は、「死ぬ事と見付たり」に代表される過激な文言と、切れのいい文体で、多くの人をひそかに魅了し続けてきました。本書は、天保本を、はじめて底本として採用し、新たに綿密な校訂を施して、原文の息づかいをそのまま伝える本文の再現に努めました。独特の文体の魅力を堪能してください。
新校訂 全訳注 葉隠 (上)
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葉隠 新校訂全訳注 中
2020/03/17 16:52
江戸時代中期に書かれた武士道書で、同巻では当時の武士の死生観が描かれています。
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、講談社学術文庫として出版されている江戸時代中期に書かれた武士道所『葉隠』上中下3冊シリーズの中巻です。「武士道というは死ぬ事とみつけたり」という有名な一言と、その歯切れのよい文体で『葉隠』は人々に愛されてきました。同書では、全11巻のうち、4巻から7巻までの内容を収録しており、読者に「武士の死生観」を伝えてくれます。
葉隠 新校訂全訳注 上
2020/03/17 16:47
江戸時代の中期に書かれた武士道書で、現代語訳で非常に読み易くなっています!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代の中頃、佐賀藩士であった山本常朝が語ったものを田代陣基が筆録したと言われている武士道書『葉隠』の現代語訳と注釈を付けて、分かり易く解説した一冊です。講談社学術文庫では、上・中・下と3巻から構成されており、同書はその上巻です。同書は、当時、主流であった山鹿素行などが提唱していた儒学的武士道を「上方風のつけあがりたる武士道」と真っ向から批判しており、忠義は山鹿素行が説くように「これは忠である」と分析できるようなものではなく、行動の中に忠義が含まれているべきで、行動しているときには「死ぐるい(無我夢中)」であるべきだと説いた書でもあります。江戸時代の武士道書をこの機会に読まれては如何でしょうか。
葉隠 新校訂全訳注 下
2020/03/16 11:19
江戸時代に書かれた武士の生態と思想を伝えてきた名著です!
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、江戸時代の中期に書かれた書物で、肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述し、それを同藩士田代陣基が筆録し、全11巻にまとめたものです。講談社学術文庫では、上中下の3巻シリーズとなっており、同巻は下巻の最終巻です。同書には、例えば、「死ぬ事と見付たり」などに代表される過激な文言と、切れのいい文体で、武士の生々しい生態と思想を伝えることで、多くの読者を魅了してきたとも言われています。同書は、現代語訳で、非常によく見やすく記載されており、当時の武士の精神を理解できるようになってます。