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42件
虚構推理
<2020年1月アニメ放送開始!>
<本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!>
<シリーズ累計300万部突破!>
【放送情報】
テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30~
MBS 1月11日より毎週土曜26:38~
BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00~
dアニメストア、GYAO!ほかにて配信!
【CAST】
岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守
弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ
寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓
【STAFF】
原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載)
監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登
キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏
アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS
【MUSIC】
オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン
エンディング:「LAST DANCE」宮野真守
巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。
人の身ながら、妖怪からもめ事の仲裁や解決を頼まれる『知恵の神』となった岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べたことにより、異能の力を手に入れた大学院生の九郎が、この怪異に立ち向かう。その方法とは、合理的な虚構の推理で都市伝説を滅する荒技で!?
驚きたければこれを読め――本格ミステリ大賞受賞の傑作推理!
終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”――。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりましたが、エラ呼吸を会得することでどうにか事なきを得ました。
のちの半魚人である(←新しい都市伝説)。
――『僕は友達が少ない』の平坂読氏推薦!!
「本格」の今後が有する可能性を大きく押しひろげた一作(作家・氷川透)
ただただ作者の才能に嫉妬するばかり(作家・黒田研二)
おおおお前を倒すのはこの俺だ!(作家・汀こるもの)
内奥に錨を下ろした論理、奇矯でありながらつらぬかれたロジック。破格のミステリ(作家・辻真先)
辻褄の合った論理こそ、時には真実から最も遠ざかるものではないか――(書評家・千街晶之)
驚きを通り越して爽やかな敗北感さえ抱かされた(作家・太田忠司)
「真相」の意味について刺激的な考察を展開(作家・大山誠一郎)
「本格ミステリのロジック」の持つ魅力と危うさを純粋培養したような小説(作家・光原百合)
虚構推理短編集 岩永琴子の密室
07/10まで通常759円
税込 531 円 4ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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虚構推理
2019/07/01 00:26
虚構と虚構の対決
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つきたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、帯で本書を紹介されていたお二方が「京極夏彦」「井上真偽」という時点で、気になりました。このお二人を組み合わせるとは、どういう内容なのかと。
最後まで読んで、この紹介の組合せに納得です。
「虚構推理」という題名ですが、一般的に言う推理小説かと問われると、少し疑問です。しかし、まだ解明されていない真実を推理するというばかりが、本格ミステリではないのです。
まず、怪異(カッパとか)が出てきたり、異能を持った人間が出てきたりと、かなり「この世界で推理は成り立つのだろうか」と不安になる設定です。しかし、世界自体は我々と同じ世界観なので、いろいろなことは我々が認識しているような常識に則して進みます。
この本では、動き始めた都市伝説を止めるため、推理ではなく、「合理的な虚構」を組み上げていきます。可能性の考察という意味では、かなり推理しているので、推理小説好きも楽しめるはずです。話の組立て方が圧巻です。
表紙や紹介文から、ラノベっぽさが全開ですが、本格ミステリ大賞を受賞しているだけあり、結構脳みそは使います。かといって、重いばかりではなく、テンポよく読める一冊です。
推理好きにも、妖怪好きにも、異能系好きにも、おすすめの一冊です。
虚構推理
2020/02/15 00:36
都市伝説に立ち向かう
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
虚構…作り話に立ち向かう琴子と九郎の話。
しかもそれが
人魚とくだんの肉を食べた
不死身の肉体をもつ男と、
義眼・義足をもつ
(そしておそろしく頭の切れる)
女が主役なんだからタチが悪い。
でっちあげで成立するミステリーなんて
初めて読んだ。
でも、ありもしない空論推理に
純粋に楽しめる自分がいた。
…時々下ネタが入るが、そこはご愛嬌で
虚構推理 スリーピング・マーダー
2020/02/15 00:38
連作短編
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
琴子の高校~大学までの追想と
事件を絡めた今作。
全てが少しずつ繋がっているが
元が短編っぽくなっているので
理屈っぽくなく楽しめる。
いやーしかし、
琴子の高校生活
(部を楽しんでいる姿)も想像つかないケド
それさえ超える異質っぷり。
こんな同級生絶対イヤだww
九郎がツンデレで
今回も萌えさせてもらいました(о´∀`о)
なんだかんだと上手くいってる2人。
素敵。