- みんなの評価
7件
人類資金
著者 福井晴敏
終戦時、日銀の地下倉庫から莫大な金塊が姿を消した。戦後の混乱と日本の復興を糧に膨れ上がったその資産の名は『M資金』。七〇年ののち、詐欺を生業とする真舟雄一の前に“M”と名乗る男が現れ、とてつもない計画を持ちかける。「『M資金』を盗み出してもらいたい。報酬は50億」待望の書下ろし超大作!(講談社文庫)
人類資金VII
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
人類資金 4
2016/05/26 09:26
映画よりも小説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
行き過ぎた資本主義に対する警鐘をこの作品を通して鳴らしているような気がした。
「資本主義の終焉と歴史の危機」とセットで読めば、より内容も理解できて楽しめると思う。
確実に映画よりも、小説の方が面白い。
人類資金 1
2015/04/27 21:41
後悔
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
購買時期間限定で250円の半額ならいいかと思い買ってみたが、後悔してます。戦後直後の新聞記事、雑誌の記事や当時の国会答弁の記録の羅列にうんざり気味。よりリアルさを追求しようとしているのかもしれないが、著者の自己満足の様な気がする。車や戦艦の付録がついた雑誌の様な販売方法に引っかかったと思うしかないかな。
人類資金 1
2023/02/02 18:54
使い古されたM資金ではあるが
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な小説やコミック そして現実の多くの詐欺事件に使い古されたM資金ではあるが、作者福井晴敏は、戦争ものを得意としているがこの作品のテーマもその並びになるのだろうな。詐欺師と国家の争いというサスペンス向きのストーリー構成ではあるが、序章から話がくどく読みづらい。