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スピンク日記
著者 町田 康
私はスピンクといいます。プードルです。小説家の主人・ポチや美徴さん、キューティー・セバスチャンやたくさんの猫たちと一緒に暮らしています。「犯人だー」と叫んで一緒に駆け回り、安物買いの暖房器具で寒い思いをし、ときに「文学の鬼になる」と言い出す主人と私たちの楽しい毎日について申し上げます。
スピンク日記
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紙の本スピンク合財帖
2016/05/21 06:48
犬の落ち着きのなさ
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投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本棚の中にあったのを再読して、最初に読んだときにここがおもしろかったなあというのが反芻できました。「悪魔の鯉」は圧巻です。
スピンクはとてもよい子で賢い子のようですが、そこは犬、次から次へと関心が移り、落ち着きがないですね(それが雑誌連載という形とうまく合っています)。それを眺めている「主人・ポチ」と「美徴さん」は、実は眺められています。私もかつて、犬を飼っていましたが、こういう感覚にとらわれたことはあります。犬を飼っていた人ならきっと思い当たるフシがあるでしょう。
この本は本棚にあったのですが、先行の『スピンク日記』はありません。「おもしろいから読んでみなよ」と誰かに貸してそのままにしているのか、あるいはそもそも買っていないのか。読んだことは確かなのですが……私にも犬の嗅覚があれば探しだせるのでしょうか。
紙の本スピンクの笑顔
2021/06/24 21:21
長く続いたスピンクシリーズもこれで最終巻です
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
長く続いたスピンクシリーズもこれで最終巻です。大変楽しく読み続けられました。これで終わるのはさみしいですが、しょうがないです。町田康の犬への愛情が伝わってきます。軽く読めますので、お勧めです。
紙の本スピンクの壺
2018/03/28 07:47
。「吾輩は猫である」の犬版
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
スピンクシリーズの確か3作目である。「吾輩は猫である」の犬版とでも言おうか。日記形式のように話は進んで行く。主人はポチと言われている。なめ切っているのである。軽く読める本が読みたい時には最適である。
紙の本スピンク合財帖
2016/11/28 19:45
相変わらず町田康氏の犬に対する愛が感じられる
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投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
「吾輩は猫である」の犬版とも言える「スピンク日記」に続く第二弾である。相変わらず町田康氏の犬に対する愛が感じられる。「スピンク合財帖」では、新たにシードという新しい仲間が加わる。ちょっとクールな犬である。飼い主で作家であるポチは相変わらずハチャメチャである。
紙の本スピンク日記
2015/11/01 04:59
可愛がることの責任
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者がたくさんの捨て猫や犬を保護していることが、この本を読むとわかる。その活動は素晴らしいが、やはり個人の力では限界がある。行政がやるべきことでもあり、何よりもペットを飼う人それぞれが責任を持つべきだ。