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4件
隣国に輿入れした王女付きモフモフ侍女ですが、本当の王女は私なんです
火山国ファストゥの王と山猫獣人である母との間に生まれた王女、エルヴィール。
生まれた当時王女がいなかったため、非嫡出子ながら特例として王女の地位にあったエルヴィール――ルヴィは、ファストゥと緊張関係にある隣国ツークフォーゲルの国王、アルノルト二世に嫁ぐことになる。
しかしルヴィには悩みがあった。
ルヴィの数日後に生まれたために王女になれなかった母親違いの妹、ルビー。
数日の差を恨み、ずっと嫌がらせをしてきた彼女が、ルヴィの侍女として随行するらしいのだ。
いざ輿入れの旅の中、ルヴィの乗った馬車が襲われ、刃物で刺されてしまう。
なんとか助かったものの、声が出せなくなっている上に、ルビーが王女ということになっていた!
だけど、アルノルト二世の筆頭補佐官であるアレクシスの屋敷で過ごす日々は穏やかで――!
隣国に輿入れした王女付きモフモフ侍女ですが、本当の王女は私なんです ~立場と声を奪われましたが、命の危機に晒されているので傍観します~
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隣国に輿入れした王女付きモフモフ侍女ですが、本当の王女は私なんです ~立場と声を奪われましたが、命の危機に晒されているので傍観します~
2024/05/08 17:03
愛されて強くなる
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。
性悪の異母妹への恐怖心からおかしな術をかけられ反抗できなくなり傍観を決め込むけど、良い人たちに囲まれ幻獣保護や果実栽培をしているうちに自信がつき、断罪シーンでは立ち向かうことが出来たヒロインの話。
ファストゥの国王とヒロインの母親(獣人)は恋仲になってヒロインが産まれたらしいけど、どんなドラマがあったのか気になる。
イラストは表紙よりカラー口絵と挿し絵のほうが好き。
隣国に輿入れした王女付きモフモフ侍女ですが、本当の王女は私なんです ~立場と声を奪われましたが、命の危機に晒されているので傍観します~
2023/01/14 18:38
ピュアな善意を信じるちから
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:花わさび - この投稿者のレビュー一覧を見る
今時のライトノベルのタイトルには思わず、ひいてしまいますが、読んでみて良かったです。
底流に流れるのは、ピュアで人の善意を信じて行動するヒーローと獣人の乙女の愛。
悪役令嬢は、典型的古典的で、小気味が良いくらいの悪女っぷりなんです。でも、読み終わるとなぜか憎めなくて。本当にもふもふ族をたちをモフモフした時のような、ほっこりした気持ちになります。ストーリー展開にスピード感があって、多少の?も気にならなくて。頭を空っぽにして楽しむのに最適です。セクシーな要素はオブラートに包まれてるのも、露骨な描写に飽きていたら、きっと気に入ります。本当に気持ちがモフモフして楽しくなりますよ。
隣国に輿入れした王女付きモフモフ侍女ですが、本当の王女は私なんです ~立場と声を奪われましたが、命の危機に晒されているので傍観します~
2023/06/14 02:41
入れ替わられた王女
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
母国の王宮でも虐げられていたヒロインが捨て駒のごとく隣国へ輿入れさせられたのにもかかわらずその座を腹違いの妹に成り代わられ、声を出せなくなったヒロインは罪を着せられそうになるが隣国の王の筆頭補佐官に庇護される。
ヒロインは幻獣や周囲の温かい人たちに癒され心を強くして悪に立ち向かう。
辛い目に遭ったヒロインが可愛いモフモフと仲良くなり、安らげる環境と頼りになる庇護者と幸せになるのが喜ばしい。