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25件
捨てられる銀行
著者 橋本 卓典
2015年夏に就任した森信親・金融庁長官の真意を知ろうと、いま金融機関のMOF担はじめ多くの銀行関係者は右往左往している。もともと不良債権処理のために整備された金融庁による金融検査の手法が一変しようとしているのだ。森長官に密着する金融庁担当記者がそのすべてを明らかにする。
捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体
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2020/11/25 17:08
数字の裏を読む
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投稿者:Turnbull - この投稿者のレビュー一覧を見る
計測できない世界をどう読むのか、それはITが進み、AIが導入されつつある現代でも、業務としてできるのであろうか?
考えは理解できるが、寧ろ個人技を感じてしまうのは。。。そもそも大学を卒業して、ずっと銀行員とかでは難しいのでは?という気もしてしまう。
2020/11/25 17:04
事業再生について
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投稿者:Turnbull - この投稿者のレビュー一覧を見る
事業再生に際して、債務者格付けから債権単位の評価への転換といったような視点が提供されているのは良いと思う。しかし、事業性評価、ロカベンといったことが本当に銀行の収益を大きく改善させるのだろうか?疑問を抱かざるを得ない。信金信組、地銀、第二地銀、都銀といった区分云々する前に、金融機関としてどう収益を上げていくのかという戦略との結びつきが見えなかった。
事業性評価、ロカベンを融資の柱にとなると、そもそも審査のあり方をドラスティックに変更せよということなのでは???
2020/11/25 16:49
地域金融について
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Turnbull - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズで最後まで読んだ。
地域密着を指向するのは良いのだが、それは金融機関のダウンサイジングを指向することになるのではないかと考えられたのと、銀行員がどこまで業務範囲としてできるサービスなのか疑問であった。
結局、地方に行くほど既にかなり過疎化しており、ごく僅かな産業に寄りかかっているので、金融機関ができる範囲は限られているのはないかと思われる。