- みんなの評価
28件
警視庁異能処理班ミカヅチ
著者 内藤 了
彼らは、事件を解決せず救わず、
ただ「処理」する。
内藤了待望の新シリーズは、
警視庁の底に棲むやつらを描く、
前代未聞の警察×怪異の物語!
☆☆☆
ヤクザに追われ、アルバイト先も失った霊視の青年・安田怜は、
路上で眠っていたところ、サラリーマン風の男に声をかけられる。
曰く
「すこし危険な、でも条件のいい仕事を紹介しよう」
「場所は警視庁本部――」
警視正は首無し幽霊、同僚も捜査一課も癖の強いやつばかり。
彼らは人も怪異も救わない。仕事は、人知れず処理すること――。
桜の代紋いただく警視庁の底の底、彼らはそこにいる。
妖声 警視庁異能処理班ミカヅチ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
桜底
2022/02/21 21:09
面白い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
霊視ができるが故に隔絶された感を強く持っている主人公。
異能持ちのなかで居場所を見つけていく物語...と、単純には言い切れない。
お話の内容は怪異が絡むので、死体もばんばん出るし結構グロい。
が、それを越えるキャラの濃さ。
もうそれだけで面白い。キャラが立つというのはこういうことだな。
桜底
2022/02/03 23:17
桜底
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁の地下に異能処理班ミカヅチがあるという想定が面白いと思いました。妖怪を退治するのではなく、痕跡を消すのがミッションというのも面白い設定だと思いました。次回の続きが楽しみです。また、何かミカヅチには別なかくされた使命がある気がします。これからの展開に期待しています。
2024/10/22 05:59
騙されたものには罪はない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
桜底を読んだときは、赤バッジが怜を強くする理由になるほど深く関わるキャラクターだとは思ってなかったな。
怜が強い光を発しながら自らの身体で証明してみせたこと、最後に宣言した言葉を、赤バッジにも同じことが言えるよなぁって思いながら読んでた。
ミカヅチの誰ひとり欠けてほしくない、全てがうまくいってもとどおり…とはならなくても、最後にはまた今回みたいに皆で朝ごはんを食べながら帰りの車にぎゅうぎゅうに詰め込まれてスヤスヤ眠りながら朝を迎えてほしいな!