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9件
頭のいい人が話す前に考えていること
著者 安達裕哉
どれだけ考えても、伝わらなければ意味がない。でも、話し方のスキルだけでは、人の心は動かせない。コンサルで叩き込まれたのは、人の心を動かす、思考の「質」の高め方でした。本書は「頭のいい人」が何をどう考えているかを明確にし、誰でも思考の質を高め、「頭のいい人」になれる方法を伝授します。
頭のいい人が話す前に考えていること
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頭のいい人が話す前に考えていること
2024/05/14 09:54
「頭のいい人」というタイトルに、引っかかりを感じたあなたへ
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読者E - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書のタイトルは実に挑発的です。
このタイトル自体は、本書担当編集者が企画段階からあたためていたものだと、著者自身が出演する関連動画で話をされています。
大っぴらには言えないけれど、少なくない人たちが気になっている「頭のいい人」と思われたい、もしくは「頭のいい人」として振る舞いたいために必要なことが、本書には書かれています。
本書では、特に語彙力を身につける重要性を説いています。そのためには、よく読み、よく書いて、よく聞くこと。例えば、著者は「辞書を引いていますか?」と呼びかけます。語彙力なくして、成熟した思考はできません。語彙力を地道に増やす行為の1つが、辞書を引くことだからです。
つまり本書は、言語化能力をどのように上げるかを愚直に説いている、と言えます。「話す」ことに意識が行きがちで、話し方ばかりを気にする人や、話し下手を根本的に改善したい人にこそ、気づきをもたらす内容が収録されています。
本書を読んで、即業務に活かしたい、という意識が強い人には、あまりお勧めできない内容かもしれません。無論、本書は読後の効果を引き出す工夫に満ちています。
本書のたたずまいや、書店での本書の扱い方は、即時に効果をもたらすような自己啓発系の扱いかもしれません。ですが、本書の内容を本当に体現したいなら、即時性を求めるのではなくて、地道な積み重ねの重要性にこそ賛同したいです。
タイトルから抱くインパクトや先入観よりも、ずっと真面目で本質に迫った内容です。本書に刺激を受けた読者は、巻末に掲載されている多数の参考文献より、気になる著作物を手に取り、さらに本書の理解を補強するといいでしょう。
頭のいい人が話す前に考えていること
2023/09/01 23:50
頭のいい人について
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライル - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者自身のコンサル経験で得た知見を纏めた本でとても為になる内容だった。7つの黄金法則を意識して、自分の仕事に役立てたいです。
頭のいい人が話す前に考えていること
2024/05/21 07:20
解説
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
だけで既に勉強になります。仕事を始めた頃よりは、考えて話せるようになったと思うが、空気を読めているかはわからないので、もっと学びたいです。