- みんなの評価
5件
舞妓さんと怪盗大旦那
著者 著者:範乃 秋晴
福井の田舎から祇園へ出てきた一花。どこかどんくさい少女で、やっと仕込みから舞妓になれたばかり。 お座敷は失敗の連続。落ち込む一花が夜道で出くわしたのが、なんと怪盗だった。怪盗夜行──最近、京を騒がす義賊である。人の好い一花は、追われている夜行を逃がす手助けをするのだった。 その日から、一花の運勢は上向いていく。なぜか、一花をひいきにする青年が現れたのだ。石川総司は若くして祇園の大旦那と呼ばれる青年実業家。だが、禍福はあざなえる縄のごとし。時を同じくして、一花は驚くような事件にまきこまれていくのだった。
桜かんざしの舞妓さんと怪盗大旦那
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
桜かんざしの舞妓さんと怪盗大旦那
2020/05/22 16:13
このバランスが好きです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズの軽さ(キャラの)と重さ(テーマの)が好きで、続きをずっと待っています。
これで終わってしまったのでしょうか……。
ライトノベルにしては確かに、ちょっと残酷すぎるところもありますので、目には目を、に賛成できない人にはお勧めしません。
時代劇で言うなら……必殺仕事人(古い?)シリーズが好きなら楽しめると思います。
舞妓さんとは、とかそこは深く考えて読んではダメだと思います。
テーマそのものに共感しつつ、成敗!ってノリで読むのが楽しいです。
今回はちょっと……かなり代償が辛いですね。
舞妓さんと怪盗大旦那
2019/04/19 12:39
このシリーズのファンなんですが…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:apple2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
勧善懲悪!少々グロシーンもありますし、やるせないところもありますが、言ってみれば必殺仕事人の現代版みたいなもので、私のツボにはハマっています。
何でと思うような事がおこるのが現在の現実だし、それを懲悪してくれるイケメン若旦那(スパダリ)と、気づきもしない呑気な頑張り屋さんコンビ、また続刊が読みたいです。
舞妓さんと怪盗大旦那
2015/01/29 12:04
メイン2人に感情移入できない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:daifuku - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ含む・・・かも?
どの程度でネタバレになるのかわからないので、気にする人は読まないほうがいいかも。
勧善懲悪ではなく“悪が悪を裁く”系でした。裁かれる側の悪がゲスすぎてあまりいい気持ちはしませんでした。性犯罪がダメな人は読まないほうがいいかもしれないです。
裁く側(怪盗)も慈悲がないというか、躊躇なく刺したり騙したりします。表の顔(大旦那)の時はそこまで悪い人じゃないというか主人公といる時はイケズながらもむしろいい人なので悪人に対しての非情さがしっくりきませんでした。怪盗夜行になった経緯や過去に何かあったという話は出てこなかったので、続くようなら「そんなことがあって今の怪盗夜行があるのね」と納得できるような話を入れて欲しいですね。
主人公が明るく真っ直ぐでピュアな子なので、いい影響を受けて大旦那にも変化があればいいなと思いました。
この一冊だけでは不完全燃焼な感じがするので続刊に期待です!