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会社法入門 第三版
著者 神田秀樹(著)
会社法の構造と内容をコンパクトに解説して好評を博した名著を八年ぶりに改訂.令和元年改正,コーポレートガバナンス・コードやスチュワードシップ・コードの改訂,東証の市場区分見直しなどの新動向を織り込み,さらにDXやサステナビリティ(ESG,SDGs)などの国際的な潮流に対応して進化を続ける会社法のゆくえも展望する.
会社法入門 第三版
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会社法入門 第3版
2023/06/08 10:40
会社法を理解するには欠かせない書
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
2005年に初版が刊行され、会社法の構造と内容をコンパクトに解説している定評のある書である。2014年に会社法が改正され、本書は8年ぶりに改訂されたもの。2019年改正で施行が遅れていたものも出そろい、コーポレートガバナンス・コードやスチュワードシップ・コードの改訂、東証の市場区分見直し(1・2部上場からプライム市場、スタンダード市場等)などの新動向を織り込み、さらにデジタルトランスフォーメーション(DX)やサステナビリティ(ESG,SDGs)などの国内的なことに限らず、国際的な潮流に対応して変化していく会社法の今後のゆくえについて展開している。会社法のゆくえでは、金融商品取引法の頻繁な改正、コーポレートガバナンス・コードが出てきた重さ、世界金融危機、企業活動のグローバル化、サステナビリティに触れて、今後の動向を示唆するが、企業は大企業だけでなく、中小企業が圧倒的に多いことをとらえ、会社法理解に資するように触れる。コンパクトに会社法の骨格を理解できるようにと著述されているので、詳細には触れないというところが多いのは避けがたいが、それでもしっかり読み込まないといけない。それだけ内容があると感じる。 目次を見ると、
はじめに
第1章 「会社法」とは何か
第2章 会社法の考え方と会社法制定以降の改正
第3章 株式会社の機関
第4章 株式会社の資金調達
第5章 設立、組織再編などの企業買収、事業再生
第6章 会社法のゆくえ
あとがき となっている。
そもそも会社と言えば、会社員が働いているイメージがあるかもしれないが、会社は会社組織、株主、経営者等が出てくる世界なので、会社を考える場合、法律という範囲でも、会社法だけでなく、民法、商法、金融商品取引法、労働法制等が関連する。商法から独立したところから、株式会社の組織の解説や資金調達まで、最近の改正だけでなく、幅広く取り上げ、基本から理解できる構成となっているので、定評がある書という意味がわかると思う。一読してほしい本である。
2024/04/16 22:58
☆会社法入門☆
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社法を勉強するために購入
第3章から第5章までが会社法の外観を解説した章となっていることから、これらの章を中心に読んだ。
適宜、第1章及び第2章も読み返す。
一見複雑な条文構成も、会社法の歩みを追っていくと、このように組織化されていったのかと、腑に落ちることもあった。
もっと、会社法を勉強しよう!
会社法入門 第3版
2024/04/16 22:57
☆会社法入門☆
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社法を勉強するために購入
第3章から第5章までが会社法の外観を解説した章となっていることから、これらの章を中心に読んだ。
適宜、第1章及び第2章も読み返す。
一見複雑な条文構成も、会社法の歩みを追っていくと、このように組織化されていったのかと、腑に落ちることもあった。
もっと、会社法を勉強しよう!