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反逆罪 近代国家成立の裏面史
著者 将基面貴巳(著)
首吊りや斬首,内臓抉りに四つ裂き・・・・・・国家は反逆者を残忍極まりない仕方で殺し続けてきた.その恐怖と悲惨さに彩られた歴史は,支配権力が神聖不可侵性を獲得していく物語でもあった.聖性と裏切りをめぐる西洋近代の血塗られた経験を読み解き,現代を生きる私たちが直視すべき国家の本質を描き出す.
反逆罪 近代国家成立の裏面史
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2025/01/10 22:37
しっかり読み進めないと、話の理解を見失います。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
国家に異議を唱える人物に課せられた罪、反逆罪。当書はこの反逆罪の実態を振り返りながら、西洋史、特にイギリスとフランスの歴史を見ていく内容です。
当書はしっかり読み進めないと、今はどんな反逆罪の話だったっけ?と繰り広げられる話の理解、位置を見失う恐れが高いです。しっかりと目の前の文章を理解した上で、読み進めてください。
高校の世界史の西洋史知識が予めある方なら、理解しやすく、読み進めやすいと思います。様々な西洋史の用語、人物名が登場するので。
2025/01/10 17:09
裏切り
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
言葉それ自体が危害を加える外面的行為等、法的カテゴリーと政治的レトリックとしての反逆罪という概念とその英仏を中心とした歴史を、分断の時代に生きる我々にどう読ませるか?