贋物霊媒師
著者 阿泉来堂(著)
“今世紀最強の霊媒師”と謳われ、「浮遊霊、地縛霊問わず、あらゆる霊障、祟りに対処し、速やかに解決する」と豪語する霊媒師・櫛備十三には、実は肝心の霊を“祓う”力がない。今日も助手の美幸に叱られながら、持ち前の洞察力とハッタリを駆使して、心霊現象の問題解決に奔走するが、事態は毎回思わぬ方向に転んでいき――。記憶を失くしたサラリーマンの霊、マンションの一室に取りついた十七歳の少女の霊・・・・・・インチキ霊媒師が明らかにする、霊たちの秘密とは? 異色の除霊ミステリー、堂々開幕!
贋物霊媒師
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贋物霊媒師 2 彷徨う魂を求めて
2023/07/23 22:06
それぞれの理由
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
霊媒師十三と生き霊美幸の心霊事件の解決話。心霊事件としては霊が出る場所で霊と対面して、その身の上話を聞き成仏させると言う前回と大筋は同じながら、今回は殺人事件の被害者の霊を加害者が居る場所で真実を明らかにして、加害者に罪を告白させ、霊の思いを満たして成仏させると言う深い話の短編が4作品。生きてきた人間として霊を捉え、その人生や思いを寄り添って見ていく温かさがあり、読み終えたとき、心霊物の寒々しい感じが全く無くて、むしろ温かい気持ちになりました。次も楽しみです
贋物霊媒師 1 櫛備十三のうろんな除霊譚
2023/05/21 00:07
不思議世界
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
霊視が出来る霊媒師と助手が繰り広げる除霊話。しかし助手は意識不明の重症患者の生き霊だったという事が最後に明かされる。除霊の間は、うだつの上がらない霊が見えるだけで除霊など出来ないニセ霊媒師叔父さんと活き活きした若い女性の助手として様々な事件に向き合う。霊が生きている人の延長線に居る者だと思わせてくれる。でも作品全体に孤独というものの切なさが漂い、恐さよりも切なさを感じた作品でした
贋物霊媒師 2 彷徨う魂を求めて
2023/05/27 09:10
やっぱり全部よめる笑
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
普段ミステリ大量に読んでるせいか
流れが全部わかってしまいます。
まぁ話的には嫌いじゃないから読みますが。
で、今回は前回と違ってホラー感は0です。
前回も怖くはなかったけどそれでもホラー風味にしてました。
だけど今回は0
そこら辺のライトミステリレベルになっちゃったなぁ。っと..
まぁ、嫌いじゃないから3も読むけど笑
贋物霊媒師 1 櫛備十三のうろんな除霊譚
2023/04/28 11:25
先が読めすぎる(文字ミスありました)
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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章自体は読みやすかったです。
ただどの話も先が読めてしまいました。
なぜなら全部同じパターンだから笑
嫌いじゃないから2巻も買ってみようとは思ってますが
多分2巻も先が読めちゃいますね。
あと1箇所文字のミスがありました。
災難が性難になってました!
贋物霊媒師 1 櫛備十三のうろんな除霊譚
2022/06/08 07:33
ちょっと残念。
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投稿者:moon - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダンディーな見た目と渋い声に似合わず、めんどくさがりで幽霊にその場しのぎのお願いをしたり周りには大袈裟なハッタリをかましたり、彼に意外性があって面白かったです。ただ、どうしても美幸というキャラクターが苦手で最後まで二人の会話を楽しめなかったです。助手らしくない、というのが一番の理由。彼女の立ち位置が1話の段階で分かったので、そのあとの物語の展開や登場人物たちの立場をすぐに察してしまい、驚きはほとんどなかったです。分かりやすさを重視しているのなら、私の期待が違うところにあっただけといことですね。兄弟のお話が一番好きだけどやはり悲しすぎて、ユーモアさが薄れてしまいました。