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その不安、ニセモノではありませんか?(大和出版)
著者 水島広子
不安には「本物の不安」と「ニセモノの不安」があった!――怖れによって作り出され、私達の心を縛り、前向きな行動を阻んでしまう「ニセの不安」。そのメカニズムと、不安に振り回されずに思い通りに生きる方法を、対人関係療法の第一人者が説く。レッスン1 人はなぜ「不安」になるの?/レッスン2 「ニセモノの不安」が湧いてくる理由/レッスン3 ジャッジメントをやめれば、楽になる/レッスン4 「心の姿勢」を整える、ということ/レッスン5 「本当の勇気」とは何か?/レッスン6 「自己効力感」をもてれば、不安は消える【著者紹介】水島広子。精神科医。「対人関係療法」の日本における第一人者。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案の修正に力を尽くし実現させた。『「怒り」がスーッと消える本』(大和出版)『女子の人間関係』(サンクチュアリ出版)等著書多数。
その不安、ニセモノではありませんか?(大和出版)
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その不安、ニセモノではありませんか? 「決められない」「自信がない」「人間関係がしんどい」あなたに
2022/12/17 10:28
もやもやが残る
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
本物の不安とニセモノの不安を区別して、「本当の勇気」をもってニセモノの不安に惑わされずに生きていきましょうという内容。ジャッジメント(主観的評価)とアセスメント(客観的評価)を区別して、他人からの余計なジャッジメントに揺さぶられないようにしましょうという指摘や、温かいこころの他は不安という区別の仕方はなるほどと思いましたが、本物とニセモノの境目が曖昧で、いまいち実効性に欠けるように思いました。
他人に目を向けず自分のことに集中すれば、他人が何をしようとも気にならなくなるのかなぁと、つい不出来である自覚がなく得意気に振る舞っている妙に自己肯定感の高い人に対して辛辣な視線を向けてしまう自分を省みました。