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7件
ロジカル・シンキング
本書は、論理的な思考と構成のスキルをマスターするためのトレーニングブックです。本書で解説する、体系立った実践的なスキルは、あなたの考えやアイデアを論理的に整理したり構成したりするだけでなく、相手に納得してもらうための強力な武器となります。
このスキルに使用するツールはとてもシンプル。 話の重複や漏れ、ずれをなくす技術である「MECE(ミッシー)」と、 話の飛びをなくす技術である「So What?/Why So?」という2つのツールだけで、あなたの考えやアイデアを論理的に整理することができます。あとは、整理したことを論理的に構成するスキルを身につければ、あなたのビジネス・コミュニケーション能力は飛躍的にアップします。
ものごとを論理的に考えることが苦手だ、自分の言いたいこと、自分が重要だと考えていることが相手にちっとも伝わらないと悩んでいるなら、ぜひ本書を読んでください。本書で解説するツールとスキルは、トレーニング次第で誰にでも身につけられます。解説+例題を読んでから、果敢に問題に挑戦してください。最初は難しく感じるかもしれませんが、問題をどんどん解いていくうちに、あなたの論理的思考力と論理的表現力がぐっとアップして、相手に「なるほど、わかった!」と、いつでも思わせることができるようになるでしょう。
ロジカル・シンキング
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ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル
2018/06/21 09:05
論理的なコミュニケーション技術の習得方法を解説した書です!
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、論理的で、体系立ったコミュニケーションの技術の身に付け方を分かり易く解説した書です。「論理的で体系だった」というのは、他者にとって分かり易く、納得させることのできる会話術です。もちろん、言うのは簡単ですが、それを実際にできる人は非常に希少です。しかし、グローバル化で複雑化した社会において、こうした会話術はますます重要になってきています。どうしたら、そのような会話術が身に付けられるのか、本書は、誰もが訓練すれば見に付くという信念から、その技術習得のためのノウハウを徹底的に説明してくれます。
ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル
2015/07/23 10:37
具体的でわかりやすい
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bellbellmare - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロジカルシンキングを行ううえでの基本がわかりやすく網羅されている、良質な入門書。
ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル
2001/12/24 18:33
屁理屈せずにロジカルに
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やんちゃ青 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マッキンゼ−で物事を論理的に構成・まとめるためによく利用されているMECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)と、トップダウン/ボトムアップ的疑問を想定して検証するSoWhat?/WhySo?について例題を交えて解説しているのが本書です。すごく教科書的に構成されていて、これらをもとに講習を受けるといいんだろうなーと思いながら、反面、この手のものは講習で受講するものではなく、自ら体で覚えるしかないのだろうと自分で納得しています。
ロジカル・シンキングを身に付けて、相手をきちんと説得したい! の基本は考えられるパタン、データを検証して、その上で結論を用意することが根本です。そして本書が示すMECEやSoWhat?/WhySo?は、すべてくまなくデータを用意するのではなく、効果的な観点・手法での検証すべきデータは何か? の手法です。検討案件が提示されたときに、どこからどうやって手をつけていいかわからない場合、相手が納得しやすい検証方法を知りたい場合に、この本にかかれていることがヒントを与えてくれると思われます。
ロジカル・シンキングを得る前に、相手に送るメッセージについての基本を下記のように定義しています。うまく相手に伝わらない、説得できないというケースが多いのは、下記の3原則のどれかに欠ける(あるいはすべて欠ける)ことが多いと思われます。『メッセージとは、次の3つの要件を満たしているものだ。まず、そのコミュニケーションにおいて答える課題(テーマ)が明快であること。第2に、その課題やテーマに対して必要な要素を満たした答えがあること。そして第3に、そのコミュニケーションの後に、相手にどのように反応してもらいたいのか、つまり相手に期待する反応が明らかであることだ』。
プレゼンテーションをする場合にも世の中、いろいろと屁理屈をつけて結局、結論が不透明な話が多いように思われます。まずは結論を申し上げて、その後ロジカルに理由を示すというような基本的なスキルも本書を読み終えた後に得られます。結局はサボらず、客観的に説得すべきデータを用意する鉄則を守りましょうということですね。いつもうまく上司を説得しきれない人、お客さまに効果的なプレゼンテーションをしたい人にとってはお勧めの一冊です。