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4件
豊田章男
著者 片山修
週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。
創業家の御曹司であるが故の葛藤、巨大企業の針路を決める重圧……、
知られざる逸話の数々から、その世界最大級の自動車メーカーを率いる男の実像に迫る
一気読み必至のビジネス・ノンフィクション!
トヨタという巨大企業のトップが日々見る風景、挑戦、葛藤を知ることで、
日本人ビジネスパーソンであることに誇りを持てるようになる1冊。
豊田章男
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豊田章男
2022/07/02 21:21
興味深い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
トヨタ自動車の豊田章男社長について、多面的に描かれていて、興味深く読むことができました。期待したくなる企業人です。
豊田章男
2020/09/03 23:16
豊田家の社長という重荷を背負う人間を描く一冊
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
気がついたら、日本を背負ってしまったトヨタ自動車の創業家にして、現在のトヨタ自動車の社長である、豊田章男氏の生い立ちから現在までの姿を描く一冊。豊田家という重荷を背負って生きてきたことは語り尽くせない事が多くのが、滲んでいるし、結局はトヨタ自動車に入り、そこでの周りからの目も辛かっただろう。そして、社長としての一つのハイライトはアメリカでの公聴会に呼ばれたことだ。これも当初の対応が甘かったこと、アメリカビッグ3を抜いてしまったことでトヨタが標的とされたこともあったが、なんとかあの危機を乗り越えたことでトヨタはこの10年間を業界トップとして、君臨することができたのだ。惜しむらくは、モビリティカンパニーへの転換を打ち出した背景がこの本を読んでも分からないことだ。おそらく、豊田章男氏にしか見えていない世界があって、日本が世界一の大きな領域を持つために打ち出したものかと思っているが、これほど密着した取材ができているのであればその点を深掘りして欲しかった。全体としては、この本を読むと、日本を代表する企業のトップはやはり不断の努力を積み重ねていることが分かり、力が湧いてくる。
豊田章男
2021/05/05 14:12
基本的には美しいことしか書かれてはいないんだけど、今の日本で最も顔の見える社長だ、ということは事実
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオハシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊東洋経済で連載されていた記事を同僚が全回をPDFにして回覧してくれていたのであらかたは読んでおり、かつ直近の電子版が無償回覧されていた時期にもある程度読み進めていたので改めての物理本として4月で読み切れました。
僕は名古屋で生まれ育ってトヨタが好きだし、確かに傲慢だという話も耳にしたりするが、やはりものづくり企業としてTPSを推進したりトヨタは好きです。
そしてなんとなく好きだったのはなんだっけ?というところはこの本でやっぱりわかりました。「産業報国の精神」これも僕は大好きな企業である松下さんの精神と一緒、Integrityな企業であることを第一としている。あぁそういうことなんだ、と。
もちろん企業小説なので「トヨトミの野望」や「逆襲」とは異なって基本的には美しいことしか書かれてはいないんだけど、今の日本で最も顔の見える社長だ、ということは事実なんだと思うし、トヨタに努めている友人からの社内情報でもやっぱりいい話はいろいろ聞いている。トヨタイムズも大好きです。
モビリティカンパニーへの転換を宣言し、WovenCityでのNTTとの協業、澤田社長もめっちゃIntegrityな人ですしね。 と、さておき、やっぱり読後感も元気が出たし、がんばんなきゃな、とは思いました。
(あ、またトヨトミの逆襲読みなおそうかな…)
さてはじめにから抜粋
『章男は、勝つために何をすべきかを突き詰め、ストイックに追及するアスリートの特性を有している。目標を定めて努力を惜しまない。溢れんばかりの情熱、前を見て突き進むひたむきさ、誠実かつ真剣に取り組む真摯さなどが、社長業へのエネルギーの根源であることは間違いない。』