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小林秀雄の「人生」論
著者 浜崎 洋介(著)
日本人の幸福とは何か?
誰もが知る“批評の神様”は、本当は何を書こうとしていたのか? 文芸批評家、芸術論の名手、古典研究の伝統主義者、果ては現代思想の先駆者……小林に付きまとうイメージはじつに多岐にわたる。長きにわたって小林の文章を読み解いてきた気鋭の批評家が、まさに批評の始祖としての小林の多様な作品群の核心に見出したのは「人生の教師」という立場だった。この観点から小林の作品群の全体像を提示し、さらに小林の「生活形式」という思考の枠組みをヒントに、彼が一貫して近代日本人の自立と「それを支えるもの=幸福の根拠」を探求していたことを示す。新視角の小林論にして画期的な日本人論!
小林秀雄の「人生」論
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2024/11/11 15:42
いつの日か、また読んでみよう
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
批評の神様、小林秀雄という人に私は酷いトラウマがある、志望校の入試問題が彼の評論だったのだが、まったく歯が立たず壊滅してしまったのだ。それからこの人のことが大嫌いになったのだが、この本を読み終えた今、もう一度、彼の評論にもう一度、挑戦してみようという私がいる(いつの日か)
小林秀雄の「人生」論
2022/01/19 16:11
砧木の幹
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
近代日本人は他者に学びながら自分を見失っていた。「考えるヒント」でおなじみの小林秀雄は「批評の祖」等と呼ばれていた梯子掛け人であったことを、彼の人生を辿りながら論じた書。