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6件
夏への扉〔新版〕
著者 ロバート・A・ハインライン , 福島 正実
ぼくの飼い猫のピートは、冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる。家にあるドアのどれかひとつが、夏に通じていると固く信じているのだ。そして1970年12月、ぼくもまた「夏への扉」を探していた。親友と恋人に裏切られ、技術者の命である発明までだましとられてしまったからだ。さらに、冷凍睡眠で30年後の2000年へと送りこまれたぼくは、失ったものを取り戻すことができるのか──新版でおくる、永遠の名作。解説/高橋良平
夏への扉〔新版〕
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夏への扉 新版
2020/12/05 13:47
世のなべての猫好きにこの本を捧ぐ
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やすみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古典になってしまった名作、夏への扉の新版
細かい言葉が新しくなっているとの事ですが、気にしないで大丈夫
面白さには変わりないわけで、1979年の文庫本を何十回も読み込んだ人は、つい気になりますが、そんな事はどうでもいいのだ
といいつつ、ひとつだけ!
今は「世のすべての猫好きにこの本を捧げる」となってます
たくさん本を読んでますが愛読書と言えば、この小説になります。
読んだことがないなら、ぜひ読んでみて欲しい
夏への扉 新版
2022/05/31 23:57
伝説の猫SF
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ドラえもん」が生まれるきっかけになったのではないかという伝説の猫とタイムマシンSF、ということで読みましたが、当然ドラえもんらしくはなく(両巨匠にとっては当然ですね、すみません)手堅いタイムマシンSFでした。
1970年に考えられた21世紀の世界を2022年に(ニャオーニャンニャン年だ……)読むと感慨深いものがあります。
実現しているものもあり、そうでないものもあり。
21世紀になっても不朽の名作。
(子供には喜ばれないだろうという理由なのかドラえもん誕生秘話としては描かれなかった理由もよく分かりました。悪女ひどすぎる……)
夏への扉 新版
2022/08/21 09:24
無人島へ一冊持っていくなら
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななな - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の場合は、夏への扉だと思う。その位、繰り返し読んでる。
失恋がきっかけでのタイムトラベル小説。きっかけは後ろ向きだったけれど、主人公は前向きに、未来で未来を切り開いていく。
主人公が移動したのは2000年だけど、ちょうど今位なんじゃないかな。
ハインラインが1956年に描いた未来の世界を現実世界と比べて、当たったものと外れたものを比較するのも楽しい。
SF好きな方はもちろん、そうでない方にも読んで欲しいな。