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統合失調症の一族 遺伝か、環境か
第二次大戦後、ギャルヴィン一家はコロラド州に移住し、12人の子宝に恵まれた。しかし子どものうち6人に異変が起きる。修道士のようにふるまう長男、自分はポール・マッカトニーだと言い張る末っ子……。彼らはなぜ統合失調症を発症したのか。家族の闇に迫る
統合失調症の一族 遺伝か、環境か
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統合失調症の一族 遺伝か、環境か
2024/03/10 19:47
疾患と、病状解明の歴史
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんず - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代は第二次世界大戦最中。夫婦は12人の年子を持つ。
しかし、このうちの6人は思春期を過ぎたあたりで、精神障害を発症してしまう。
薬物治療をされるが効果は微妙で、疾患を患った子供達は入退院を繰り返す。
そんな家族の様子を背景に、統合失調症の研究が展開される。
この書籍は、精神疾患を抱えた家族の話でもあるが、
それよりも「病状はなぜ発症(遺伝か環境か)するのか?」
また、「それに見合った薬剤を開発するには」といった、研究者側のドキュメンタリー色が強い。
統合失調症の一族 遺伝か、環境か
2022/11/14 21:48
事例が知れてよかった
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:恵恵恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドパミン仮説というのが言われているが、遺伝の影響も示唆されていて原因はまだわかっていない病気と先生が言ってた時が思い浮かんだりした。
薬は沢山あるのに原因は不明てと思っていたが、こうやって研究するのかとなんか納得した。
ピリオドが細かくあるので少しづつ読み進めやすかった。
年齢じゃなくて年代で書いてあるので発症時期がどんな時期かあんまり想像できなかった。
綺麗な家に住んで姉妹だったら雫みたいな感じでもいいけど、子どもたちひとりひとりにプライベートルームがあるようにした方がいいなと思った。
自己判断で中止してはいけない重要性をあまり感じていなかったが、ピーターのところを読んでうわと思った。
“スタチンは、心疾患を発症する危険のある厖大な数の人のコレステロール値を下げる薬だ”

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