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2件
プロトコル・オブ・ヒューマニティ
著者 長谷 敏司
身体表現の最前線を志向するコンテンポラリーダンサーの護堂恒明は、事故で右足を失いAI制御の義足を身につける。彼は、人のダンスとロボットのダンスを分ける人間性の手続き(プロトコル)を表現しようとするが、待ち受けていたのは新たな地獄だった――。
プロトコル・オブ・ヒューマニティ
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2024/05/21 19:46
ダンス、介護、コミュニケーション
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダンス小説と思って取り掛かったら、介護小説であり、肉体と機械とAIと父親とのコミュニケーションの小説だった。とても重たい。
SFで受賞しているとおり未来の話だが、テーマとしては純文学でもある。すべて読み取れたとは到底思えないものの、読後は立ち上がれないし、なかなかない読書体験だった。
プロトコル・オブ・ヒューマニティ
2022/11/26 15:50
老いるいうこと
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんなに技術が進歩していても
その恩恵を受けるには経済力が必要なこと、
老いるということは
今日より成長した明日は迎えられないこと、
そのことを親の介護を通じて実感すること、
他人事ではなく痛感させられた。