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27件
特捜部Q
著者 ユッシ・エーズラ・オールスン(著) , 吉田奈保子(訳)
引退間際の警官からかかってきた一本の電話は、カールたちQのメンバーを十数年前に起きた異常な交通事故の捜査へと導くのだが……。デンマークの人気警察小説、第六弾!
特捜部Q―カールの罪状― 下
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特捜部Q 1 檻の中の女
2016/11/21 11:48
久々の大当たり!傑作警察小説!!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ストレート・シックス - この投稿者のレビュー一覧を見る
「特捜部Q」というタイトルでこのような傑作警察小説を連想する方が一体どれくらい居るだろうか。地下で窓すらもない即席の特捜部で未解決事件の捜査にあたるのは、荒くれ者キャラのカールと謎の人物アサドのたった二人。だが、この二人のバランス、かけ合いが非常に面白い。
物語は、2002年の美人議員失踪事件と2007年の現在が交差するように進行し、後半に向かい、真相が序所に明らかになってくるという凝ったプロットにも驚かずにはいられない。
私は著者の最新作「アルファベット・ハウス」を読んで、同作品が気に入ったため、巻末に掲載されていたこの「特捜部Qシリーズ」を読み始めたが、この作品、作家は久々の大当たり。未解決事件を追うマイクル・コナリーのハリー・ボッシュシリーズとは趣きが異なるものの、同シリーズ同様に没頭してしまった。
北欧ミステリを敬遠している方がいるとしたら、勿体ない。是非、是非、このシリーズを手に取っていただきたい。オススメです。
2024/02/21 14:04
間違いない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もそ - この投稿者のレビュー一覧を見る
おもしろい。
これぞエンターテインメント。
何と言ってもキャラが立っている。
はみ出し者の主人公と、外国人移民がバディを組んで立ち向かう。
それでいて事件そのものはハード。
にぎやかな出だしから段々と事件の核心へ迫るにつれて手に汗握る感じがうまい。
特捜部Q 9 カールの罪状
2023/11/29 08:00
特捜部Q カールの罪状
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤコブスンの過去解決できなかった捜査をカール、ローセ、アサド、ゴードンの特捜部Qが解決するシリーズです。今回の敵はシスルで猟奇的な殺人を繰り返す準備も周到な女性だった。カールのこだわりで最後まで追い詰め犯人を捕まえた。一方過去のくぎ打ち機事件の罪を着せられ指名手配中の中での奮闘であり、次回カールが逮捕されながらどう対応していくのか楽しみです。来年になると思いますが、次回作も期待しています。