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14件
天国でまた会おう
著者 ピエール ルメートル , 平岡 敦
1918年11月、休戦が近いと噂される西部戦線。上官プラデルの悪事に気づいたアルベールは、戦場に生き埋めにされてしまう! そのとき彼を救いにあらわれたのは、年下の青年エドゥアールだった。しかし、アルベールの命の代償はあまりにも大きかった。何もかも失った二人を戦後のパリで待つものとは――? 『その女アレックス』の著者が書き上げた、サスペンスあふれる傑作長篇。フランス最高の文学賞ゴンクール賞受賞作
天国でまた会おう 下
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2016/04/09 01:34
悲劇と喜劇は紙一重
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりにもショッキングなことが突然起こってしまうと、悲劇にも喜劇にもなりうるのだと気がつかされた作品。話がどう転んでいくのかわからずとても楽しめた。この人の作品はどれも面白いなあと思いました。
天国でまた会おう 下
2023/12/04 09:57
結末に満足
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
レイラ・スリマニ「ヌヌ ― 完璧なベビーシッター」(2016年)、ミシェル・ウエルベック「地図と領土」(2010年)、マリー・ンディアイ「三人の逞しい女」(2009年)と数え上げたらきりがない。タイトルは「天国で。。」だから主要人物の誰かが冒頭で死ぬのかなと思ったらなかなか死なない(死にかかった人はいたが)、なんだ死ぬ死ぬ詐欺かと思っていたら、最後に悲しい死が待っていた、悪党・ブラデルを最後どうやって始末するのかという期待は満足できる形でかなえられた、主人公、マイヤールの結末にも満足である
天国でまた会おう 上
2023/12/04 09:56
ゴンクール賞作品に間違いなし
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白すぎた「その女アレックス」の作者、ピエール・ルメートルのゴンクール賞受賞作品、ということで読む前からワクワク、とにかく、この賞を獲った作品ははずれがないと私は勝手に断定している