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17件
置かれた場所で咲きなさい
著者 渡辺和子
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。心迷うすべての人へ向けた、国民的ベストセラー。
置かれた場所で咲きなさい
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置かれた場所で咲きなさい
2017/04/15 23:46
「座右の銘」がいっぱい
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
置かれた場所でさきなさい。タイトルだけだと、現状に文句を言わずにがんばれ、というお説教のようにも思えました。しかし、「置かれた・・・」の後にはこんなことも書かれています。
どうしても咲けない時があります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんなときには無理に咲かなくてもいい。その代わりに、にを下へ下へとおろして・・・
ただ強く生きろと説くのではなく、人の弱さ、しんどさも認めた上で語られる言葉が心にしみました。
置かれた場所で咲きなさい
2017/09/30 08:34
心がけていきたい大切な言葉
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みづき - この投稿者のレビュー一覧を見る
日々 仕事と家事に追われ、職場では笑顔でいられても
家で「誰も手伝ってくれない」「労ってくれない」といつの間にか愚痴ばかりの “くれない族” になっていた私。
書店で偶然手に取ったこの本の冒頭、
「咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすること」の言葉に目が覚めました。
「どうしても咲けない時…そんな時には無理に咲かなくてもいい。…根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。」
置かれた環境に「こんなはずじゃなかった」と不平不満ばかりだった私に、笑顔を心がける事の大切さを気づかせてくれました。
渡辺さんの言葉は、幼い頃に祖母や母が言い聞かせてくれた言葉や考え方によく似ていて、
読んでいくうちに懐かしくなり 心が毛布に包まれたようです。
忙しさのうちに いつの間にか忘れてしまっていたり、今まで気づかなかった大切な言葉がたくさん詰まっています。
「ほほえみ」は相手の心を癒す、子は親の「する通り」になる、
間違うことを許すというゆとり…「2%の余地」
生きていく上でどれも大切な事だと実感しました。
置かれた場所で咲きなさい
2019/02/26 00:59
身に沁みる一書
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日一区切りずつ読む日捲りカレンダーのような構成になっている本です。
どのテーマも心を打つ内容でした。自身の心のバイブルとして大切に本書を所蔵し、時に読み返して自分に言い聞かせるようにします。
それにしてもいいタイトルです。別の似た表現の金言に『配られたカードで勝負しなさい』があったのを思い出しました。
読了した日が2月26日でした。著者の人生に於ける凄惨な出来事と同じ日にちでした。