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3件
もう、聞こえない
著者 誉田哲也
傷害致死容疑で逮捕された週刊誌の編集者・中西雪実。罪を認め聴取に応じるも、動機や被害者との関係については多くを語らない。さらに、突然「声が、聞こえるんです」と言い始め……。これは要精神鑑定案件か。一向にわからぬ被害者男性の身元。そこに浮上した十四年前の未解決殺人事件。ふたつの事件を繋げたのは、“他界した一人の女性”だった。
もう、聞こえない
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もう、聞こえない
2023/10/21 20:21
ホラーっぽさは少なめ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺人事件を警察が追いかける様・・ではなく、「言霊」の力で解決していく流れが新鮮。ホラーが苦手でも大丈夫。
もう、聞こえない
2023/11/27 14:25
もう、聞こえない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさか、霊が出てくるとは。
殺人事件が軸で、シリアスな話なのに、どこかユーモラス。真っ当な話の流れの中で、時々何かクスッと笑えるものが紛れ込む感じ。霊の存在も、無理なくストーリーに溶け込んでいた。
ラストの、雪実の逞しさも良いし、土堂課長のとぼけ具合も良い。菊田梓刑事は、姫川玲子シリーズの菊田の奥さんかしら、と思わせるのも楽しかった。
もう、聞こえない
2023/11/06 16:54
ゴーストが活躍する
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽霊というか言霊という現世に思いが残った死者が、事件の解決へと導くミステリー。殺人犯は死亡したとはいえ、究明される。しかし、その動機やどのような因果があったのかは明らかにされない。気持ちとしては中途半端。