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6件
女の国会
著者 新川帆立
選挙に弱い政治家は、
誰かの言いなりになるしかない。
だからーー。
強くなりたい。
国会のマドンナ“お嬢”が遺書を残し自殺した。
敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”は死の真相を探りはじめる。
議員・秘書・記者の覚悟に心震える、政治×大逆転ミステリ!
野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。
敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。
「自分の派閥のトップも説得できていなかったの? 法案を通すつもり、本当にあったの?」
死の前日の朝沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。
だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。
朝沼の婚約者で政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、共に死の真相を調べることに
女の国会
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2024/08/13 17:04
ちゃんとミステリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリー要素にひかれて読み始めましたが、政治の世界の厳しさと女性議員の生きづらさが印象に残りました。特に、性同一性障害に関する法案を巡る議論は考えさせられるものでした。
2024/07/31 11:33
読みやすい政治ドラマ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はぐらうり - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクサクと読める女性政治家の奮闘ミステリー。面白かった!
男性政治家がステレオタイプに感じられるのは、まさにステレオタイプだからなのだと思う。なんとなく、まだ小話が残っているような世界。それだけにドラマチックでもある。
最後は投票率どのくらいだったんだろう。ネタバレしたくないけれど、謎は溶けたが登場人物の政治活動はこれからな気がする。
このまま終わりだと尻切れな感じがするから、何年後かの続編構想があるんじゃなかろうか。政治が焦点ではないとは思うものの、単純に読みたい。
女の国会
2024/06/08 06:59
闘争心、胆力、強さ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治の世界で女性が生きていくのかが、いかに過酷であるかが分かりました。
登場する女性達の闘争心・胆力・強さに魅せられました。
国会が男性で牛耳られているから、日本はどんどん国力が弱ってきたんだろうなあ。。
新川帆立さんの書籍はほぼ読んでいますが、帆立さん!あなたは最高、これからも読み続けていくぜ!!