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60件
蜜蜂と遠雷
著者 恩田陸
近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。
蜜蜂と遠雷(下)
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2024/08/19 12:15
本の厚み同様 内容も濃いし熱い
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投稿者:タカミー - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代ピアノを習っていたのでずっと気になってた作品。分厚さに圧倒されたが、読み始めたら面白い。コンクール参加者の生い立ちやその家族、審査員の事まで人物設定がしっかり描かれてて 引き込まれる。
友愛、才能への嫉妬や苦悩・・・などてんこもり。
作家さんがコンテストの事をみっちり調べて書いたらしいと、お薦めしてくれた人が話してくれてた。コンテストって大変だな、曲選び 曲の順番・・・知らないことばかり。 心理的なことまで調べて作品に落とし込んでて 凄い作品だと思いました。
下巻を早く読みたくなった。
蜜蜂と遠雷 上
2023/10/25 20:31
長くて吐き気がする。クラシック好きなら面白い。
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投稿者:狂ったチワワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるでフィボナッチ数列のような構成だ。
冬芸社なので、ほんとに作家が自由に書いている。
だからこそ表現が自由であり、理解が難しいと思う部分がある。
そんな事を、半分ぐらい読んだ辺りから思うようになったが
続きが読みたいと思わせるぐらい、引き込まれた。
これだけの力作。作者に脱帽
蜜蜂と遠雷 下
2023/05/31 21:50
コンクールに挑むコンテスタントの群像劇
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説一冊かけそうなキャラクターをふんだんに使っていて、かなり贅沢な仕上がりでした。一番のキーキャラクターは、故ホフマン先生でしょうか。