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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 4件

鬼の橋

著者 伊藤遊 作 , 太田大八 画

平安時代の京の都。妹を亡くし失意の日々を送る少年篁は、ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこではすでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。歴史上の人物、小野篁の少年時代を描いた第3回児童文学ファンタジー大賞受賞作、待望の文庫化。

鬼の橋

税込 825 7pt

鬼の橋

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

鬼の橋

2022/03/04 18:52

平安時代、少年小野篁を主人公とした物語。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

小野篁が幼少の頃。女の子と鬼と篁の絆の物語。優しい人と一緒にいるとね、鬼も優しくなるんです。妹を亡くした古井戸から冥界の入口へと迷い込んだ篁は死んだはずの坂上田村麻呂と出会う。はじめ篁がいけ好かないというか感情移入しにくいなと思っていたら、彼の成長と共に心安くなる巧さ。歴史ファンタジーの魅力を堪能した。加えて鬼の悲しみとか、生殺与奪の権とか出てきて、これは鬼滅の元ネタ?とか思ってしまった。いずれにしろ、鬼滅好きな人に、と勧めたら子どもたちがぐっと食いついてた。

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鬼の橋

2021/02/07 19:17

読むたびに味わいが深まる歴史ファンタジー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

『鬼の橋』は第3回児童文学ファンタジー大賞の大賞受賞作品である。1997年度に大賞受賞後、翌年10月に福音館書店から初版が出版されている。物語の舞台は平安時代の京都、主人公は、妹を亡くし失意の日々を送る少年篁である。ある日妹が落ちた古井戸から冥界の入り口へと迷い込む。そこでは、すでに死んだはずの征夷大将軍坂上田村麻呂が、いまだあの世への橋を渡れないまま、鬼から都を護っていた。
 妹の死への負い目を背負い、大人になれない篁、両親に死に別れ、深い孤独を抱えて生きている阿子那、人を無惨に食い殺すという悪行を重ねてきた鬼の非天丸、三人が平安の世で、ある橋を通して出会い、それぞれの負い目や過去の罪や孤独感を乗り越えて生きていく。小野篁を中心とした物語であるが、阿子那と非天丸の関係抜きには語れない物語である。
小野篁や坂上田村麻呂という実在の人物を登場させることを通して、読者は平安時代にまつわる様々なイメージを喚起しながら、物語世界に入ることができる。確固たる時代考証に裏付けられており、平安時代の精神を巧みに描き出している。篁、阿子那、非天丸の三者がそれぞれの物語を生きている。それぞれの物語が、作者の心の闇のフィルターを通して描かれているため、読者の心に響く。
 橋について考えさせられる作品でもある。非天丸が「橋はあると思えばある、ないと思えばない。」という。橋は本来つながっていない場所をつなぐものであり、境界線上にある。篁が蹴り飛ばした橋は、父である岑守を象徴しているのではないか。自分に元服を強い、妹の存在を忘れるように言い、篁の抱える心の負い目に寄り添おうとはしない冷徹な父、そんな父を篁は敬いつつ、疎ましく思っていた。篁も父の心に寄り添えなかった。しかし、橋を通して、阿子那や非天丸と出会い、あの世の橋を通して、坂上田村麻呂と出会い、この世の橋の大切さを理解するようになり、父の心に寄り添ってゆく。阿子那にとって、また、非天丸にとっての橋は…。
 かつての友を追い切れず、あの世の橋の手前で泣いている坂上田村麻呂の姿が印象に残る。田村麻呂は、日本初の征夷大将軍であり、蝦夷の英雄、阿弓流為との対決や鬼退治の英雄として語り継がれている。歴史上の英雄である田村麻呂が物語の中で一人寂しく泣く姿に、人間誰もが抱えている潜在的な不安感や疎外感や孤独感が象徴されているのではないか。そんな弱さを抱えて生きているのが人間なのだ。『鬼の橋』は読むたびに味わいが深まる作品だ。

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鬼の橋

2024/08/05 11:07

わりと大人向けの気がします

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とりまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

時は平安時代。
義理の妹を自分の不注意で死なせてしまい、その事から立ち直れない少年篁(たかむら)。
妹の落ちた井戸からあの世とこの世の狭間の世界へ行ってしまい、鬼に喰われそうになった所を亡き征夷大将軍坂上田村麻呂に救われて現世へ戻る。
そして流されそうな橋を守ろうとする少女阿子那や、ツノを無くしたオニ非天丸と出会い…。

昔読みましたが、その時は話が地味だなぁと感じてあまり面白く感じませんでした。
改めて読んでみたらなかなか面白かったです。
非天丸が本当に鬼で、阿子那を食べたい己の気持ちと戦っているんだと阿子那が告白したあたりから面白くなりました。
いかにもファンタジーという展開ではなく、描写的には結構大人向けではないかと思います。
河原に死んだ人がごろごろ転がっている場面とかありますし。
義理の妹について母が「あの子はそなたをたぶらかす鬼だった」と言う場面とか。
(夫の妾の子と自分の息子が仲良しは面白くないでしょうね。ただ息子の前でそれを吐露するとそりゃ引かれるよね…。平安時代は複数の妻を持つのが当たり前だったから妻達はわりと平気なのかと思っていましたが、そうでもなかったのかと思ったり)
気になったのが、阿子那の言葉遣いがきれいなので実は良いところの子では?という事と、
非天丸を連れ戻しに鬼達がまた来ないのだろうかという事。
井戸を塞いでも黒斗という鬼はきましたもんね。
篁のいない間に彼らが酷い目に遭いませんように。

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