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3件
三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
著者 近藤康太郎(著者)
「朝日新聞」名物・名文記者の文章技巧25発を紹介。つかみ(冒頭)の三行、起承転結、常套句が害悪な理由、一人称、文体、リズム、といった技術を網羅するが、方法論にはとどまらない。なぜそうするのかを、自己や他者の心のありようにフォーカスしながら考える。
三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
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三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
2021/06/02 19:25
描くにも通ずる
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ライターさん向けの、文章を書くことについてや向き合い方についての本ですが、「書くことだけでなく、描くことにも通ずるのではないか」と思って手に取りましたが、大正解でした。
勝手に自分の表現方法に当て嵌めながら、学ばせていただきました。
突然悪魔に襲われた時、必ず読み返すと思います。
三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
2023/02/11 12:31
熱量に圧倒
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごーいち - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章を書くことへの情熱が満ち満ちて、圧倒される。それでいて、説教くさくなく、ユーモアがある。 他人が考えた常套句ではなく、自分の五感で感じたものを書く。 「善く生きる人、おもしろい人が、いいライターだ。」これに尽きる。
三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾
2024/06/16 21:24
話半分で十分な道楽教室
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
役立てられそうな要素は全体の半分くらいか。成功者の語りになっていて、一般化するには怪しい項目やら、酒の席の与太話がお似合いな寄り道がどうにも目障りだ。後半に標榜される訓示ほど、著者の語りの凄みで誤魔化されて、中身を希釈されているように見えた。
特に科学の古典を読めという点はいただけない。老人が馴染みのある古い知識を見直して、最新の知見にアップデートするためには良いだろうが、遠回りが過ぎる。