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4件
ナリワイをつくる
著者 伊藤洋志 (著)
仕事も、ほしい物も、自分でつくるのは面白い。
「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもない。DIY・複業・お裾分けを駆使した「ナリワイ」をつくり、現代社会を痛快に生きる方法論。
個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのでなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身に付く仕事をナリワイ(生業)と定義。具体的なナリワイのタネを生活の中から見つけ、1つ1つを自分の小規模な自営業として機能させ、それらを組み合わせていくことで、「働くこと」と「自分の生活」を近づけることを目指す著者の、人生を使ってつくった渾身の「たたき台」。
ポストグローバリゼーション時代の滋味溢れる働き方がここに。
非バトルタイプのためのゆるやかな作戦!
ナリワイをつくる
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ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方
2012/09/13 16:28
もっとゆるやかに生きたい人へ
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のびる - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分ができることで、しかも人の役に立つこと。生活の糧を得ながら自分の生活も充実させる仕事を作り出そう。
筆者は新しい生き方を提案しています。それは、少し前まで続いていた、より自然な生き方を見直すことでもあります。
私はこの本を読んで仕事に対する考えが少し変わりました。
同時に、ナリワイをつくり、そして続けるには、自分から行動できる働き者でなくてはいけないと思いました。その点では、勤め人より厳しいでしょう。
でも、それは世界規模の競争社会で生きる厳しさとは、全く別のものです。
読み物としても面白い本なので、興味を持った方には一読をお薦めします。
ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方
2012/08/27 00:14
ワクワクしてくるっ♪
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fukusuke55 - この投稿者のレビュー一覧を見る
休日の午後、自宅そばのスタバで一気読み。本当にあっという間。息もつかせぬほどの魅力満載。オビのキャッチが何とも魅力的。
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「ビジネス」でも「ワーク」でもなく、「趣味」でもない。
DIY・副業・お裾分けを駆使した「ナリワイ」で、現代社会を痛快に生きる。
ポストグローバリゼーション時代の滋味溢れる働き方
非バトルタイプのためのゆるやかな作戦
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面白いな・・・と思ったのは、銭湯は浴室の、カフェは書斎の「クラウド」利用である・・・という視点。そうそう、私にとっての週末カフェは、街なかの書斎ですもんね。著者は問いかけます。「全部自分でもつ必要があるの?」
仕事は本来自分で作り出すものであり、クライアントワークには限界がある。(そもそも、クライアント自身にリテラシーが無いことが多い)
だから、苦労の次元を変える。ナリワイ3万円×10の仕事。
人生における支出をカットすること(これをケチとは言わない!)
住居費のために働くことは間違ってる!
「プロ」ではなく、自分たちがやるからこそ、そこにストーリーが生まれる。
仕事をしながら・・・という考えは、悪くはないけれど、そこには罠がある。固定概念・価値観ができあがる。それって本当に自分たちがやりたいことだった?
世界中の人が手助けしてくれるし、独りでやっても面白くない。みんなでやればもっと楽しい。
・・・ざーっと、こんな感じですね。
30代の著者のこの考え方って、むしろ今の50代の人にビンビンと響くのではないでしょうか?
50代の人が持っている「全体感」って、むしろこの「ナリワイ」的ゆるい働き方にはとても必要だと思うのです。
本書で刺激を受けたワタクシとしては、ぜひ自分の「カフェ化」プロジェクトを発足させたいと思います。私が考えるカフェ候補は・・・
「軽いノリの社会派カフェ」
「中堅歌舞伎大好き人カフェ」
「臆面もなく歴史によりそうカフェ」
「三度の飯より本・本・本のカフェ」
考えるだけでワクワクしてくるっ!
2015/03/20 21:05
楽しくなってきます!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進める内に、自分ならナリワイとして何ができるだろう、とワクワクした気分になりました。すべてを外注し、任せてしまうことは、実はとてももったいないことなのかもしれない、と感じられる本でした。また、それならできるかも、と思わせてくれる本でした。人に頼むことや、既製品を購入するのが当たり前だと思っているものでも、よくよく考えたら自分でできるかもしれない、という気づきがたくさんありました。とても面白い本だと思います。