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繰り巫女あやかし夜噺 ~かごめかごめかごのとり~
著者 日向夏
―かごめかごめかごのとり…後ろの正面だあれ?―
古都で次々と起きる怪事件は闇に住まう人にあらざる者たちの仕業なのか。
玉繭神社の機織り小屋で巫女は今日も機を織る。
弱き人々のために…そして巫女は石舞台で舞を踊る。
とんとんからん、とんからん。
早朝から聞こえる機織りの音。
古都の高台にひっそりとたたずむ玉繭神社には、巫女として住み込みで働く絹子。
引きこもりの神職兼大家である青年や身の回りの世話をしてくれるシロとクロと一緒に暮らしている絹子は、大学で非常勤講師として機織も教えている。
大家と絹子の下にはあやかしが起こしたとしか考えられない不可解な相談やお祓いの依頼がよく持ち込まれる。
女性の肩に現れた不気味な腫物は一体何なのか?
長い髪の女性を狙い髪を切るあやかしの正体は?
突然神隠しに遭った男の子の行方は?
次々と起きる摩訶不思議な事件の真相は明らかになるのか。
前作「お憑かれさんです、ごくろうさま」でお馴染みの仲間に加え、大家の血縁であるハジメと呼ばれる巫女など新たな人物も登場。
あやかし謎解き噺第二弾「かごめかごめかごのとり」…糸を紡ぐ物語が今再び始まる。
繰り巫女あやかし夜噺 ~かごめかごめかごのとり~
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繰り巫女あやかし夜噺 2 かごめかごめかごのとり
2018/07/07 00:23
書き下ろし
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり文庫用にいっぺんに書き下ろした文章は、
重さがちょうどいい。
1巻と比べると、各キャラクターの掘り下げも進んで、
しかも次への期待も高まるという、最高の2巻。
兄弟たちが出てくるなら、
なかなか賑やかになるけれど。
繰り巫女あやかし夜噺 2 かごめかごめかごのとり
2019/01/19 20:58
磨きがかかった大食い(笑)
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
絹子の食いしん坊が更に加速(笑)
パフェの場面は笑わせてもらいました。絹子が幸せそうに食べるところをずっと見ていたいものです。
一女ちゃんというワケあり新キャラ、そしてチラつく謎の人物の影。
続きが楽しみです。
2020/12/31 17:41
謎が多い
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は2巻なので、大家の過去話がとても重くて良かった。
ただ、力的なものは全て移ってしまったとか、人か神かとか、1巻の印象と違うなぁと思った事。もう少し謎の回収があっても良かったのではないかなぁと思ったので星3つ。
ただ、続きがあるならとても気になるお話なので購入したい。
絹子に対して父的なポジションにいた大家が、今後どうなっていくかが楽しみ。