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5件
あなたの言葉を
著者 辻村深月
「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」
あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。
学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。
【本文より】
大人になってよかった、と思うこともたくさんあります。そのひとつが、「自分の言葉」で気持ちが伝えられるようになったことです。
さあ、一緒に「あなたの言葉」を探しにいきましょう。
あなたの言葉を
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2025/02/19 13:35
気持ちを伝えるすべ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
気持ちを言語化するのは、大人になった今でも難しく、悩む事が多々あります。
辻村さんの言葉に気付かされたり、この感じていた気持ちは、そういう事なのかと向き合う機会をいただけました。
子ども向けとした内容かもしれませんが、いつまでも手元に置いて読み返したい本の1冊となりました。
あなたの言葉を
2024/04/24 11:25
本好きの子供たちへ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生新聞に連載していた文章をまとめたもの。小学生を対象に書かれた文章なので、平易ですが、内容は侮れなく、大人に向けても書かれている。作者の小学生のころの気持ちを振り替えながら、現在の子供たちの心に、しっかりと向き合う姿勢は、素晴らしい。何かのために読書をするのではなく、読書は新しい世界を知ること、言葉や知識との出会いの場であることを、繰り返し訴える。本が好きな子供が作家となり、多くの子供に、本を読む世界に遊んでほしいと願っているようだ。
あなたの言葉を
2024/03/31 22:08
辻村さんが若い人に贈る言葉
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎日子ども新聞で連載していたものをまとめたようだが、大人が読んでも共感できることがたくさん書いてある。例えば、「努力家」と言われることについて、辻村さんが必ずも嬉しいと思わないといった感情。読んでなるほどな、とか「うんうん自分もそうだった」と思えることが多かった。親子で読むのも良さそうだ。