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4件
空気が読めなくても それでいい。
なんで自分は普通にできないんだろう…。いろんな“苦手”は、「非定型」からきている?! 「非定型発達」と診断された漫画家・細川貂々。それはいわゆる病名のつく「発達障害」ではないが、日常さまざまな生きづらさを抱える「グレーゾーン」だった。意外に身近で気づかれないその特質を、「対人関係療法」の第一人者で精神科医の水島広子が、数多の臨床経験から解説するコミックエッセイ。シリーズ10万部。
空気が読めなくても それでいい。
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空気が読めなくてもそれでいい。 非定型発達のトリセツ
2024/02/08 20:20
ASDの特殊さや生きづらさが分かりやすい。救われた。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あひる2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
待合室の本棚でたまたま見つけて、読了後に迷わず購入。
マンガなので素人でも読みやすいし、為になることがぎっしり詰まっている。
多くの発達障害の他書籍は、普通の人達との違いや医学的理由を並べて周囲がどう困るかや、本人達が周りに適応していく方法を簡単に示すだけ。医学の教科書の内容をまとめて、少し具体例をつけただけの感じがする。はっきり言って普通の人達の目線のみで書かれている。最初しか役に立たないことが多い上に、本人達の自己肯定感が大きく下がるような物まである。サポートする家族等も読んだら大きく落胆したり、途方に暮れると思う。
本書は発達障害のある人達がどう困っているか、どうやって困難を乗り越えているか等をASDの漫画家を中心に、普通の人達と医師が話を聞く形で、発達障害やその傾向がある人達の目線で話が展開していく。専門家の説明やアドバイスも丁寧で分かりやすい。最大のネックである人間関係やコミュニケーションでの困り事についてのアドバイスは、具体的ですぐに実践できそうな物が豊富。他書より圧倒的に役立つし、何より他の専門家のように「普通の人達に合わせろ」というのではなく、「本人の特性を踏まえた上で周りとどう上手く付き合うか」という著者の温かい目線で書かれているので、希望が持てる。
同じ専門家でも発達障害に対する認知の仕方によってこんなに内容や読後の感想が違うのか、と驚いた。それとも、医師としての技量やコミュニケーション能力を含めた言語運用能力や想像力の差なのか。
一般的な治療に行き詰まったら、一度この本を読んでみては。
個人的には本当にお薦めです。
空気が読めなくてもそれでいい。 非定型発達のトリセツ
2023/11/17 09:12
相互理解必須
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小野妹子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分はこうだから理解して!
これが片一方からの矢印では心地よい関係性を築くのは難しい。
定型型はこうされると不快、非定型はこうされると不快、お互いの理解が必要。それをよく理解できました。
2023/09/19 16:57
グレー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
発達障害ではありませんが、グレーゾーンなのかなと思い当たるところがあったりして、共感できる部分がありました。