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婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる
二度の婚約破棄から、結婚を諦めた公爵令嬢・ミネルバ。異世界人・セリカに無理やり参加させられたお茶会で、傷心のミネルバの前に現れたのは――「私に近寄らないでもらおうか」有能だが冷酷な”漆黒の皇弟殿下”として恐れられている帝国の第二皇子・ルーファスだった!しかし立場の違いに目もくれないセリカは、あろうことかルーファスにも理不尽に振る舞い始める。横暴なセリカから咄嗟にルーファスを庇うミネルバ。その毅然とした態度をルーファスに見初められて――!?「・・・・・・ミネルバが可愛すぎて、頭が爆発しそうだ」少しずつ心を通わせていく二人は、やがてセリカたち異世界人が引き起こす騒動の対処に乗り出すことに! 問題解決にあたるなか、ミネルバがとある特殊能力を持っていると判明して・・・・・・?冷酷皇弟から注がれる愛で、心の傷が癒されていく溺愛ファンタジー、開幕!!
婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 1
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紙の本婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 3
2023/12/26 04:12
話はそれなりに読めるけど、恋愛的なときめきがない
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻で女官となった親友ソフィーを排除しようとしてきた悪役令嬢の一人が、前巻の陰謀騒動で黒幕といわれた公爵の娘で立場をなくし、親戚に家を乗っ取られて悪徳貴族に嫁がされるときいたミネルバ。
権限を行使して彼女を女官に召し上げ庇護すると共に、前巻の陰謀が特殊能力を悪用したものだとわかって調査に当たることに。
祖国の王太子になった兄のお相手が見つかる三巻目。
属国と宗主国の力関係が謎だけど、属国とはいえ兄が傍系から王太子になったんだから、ミネルバは将来の王妹でもあるんだし、そこまで卑下する身分なのかな?
二人の兄も申し分ない恋人を見つけたわけだけど、ミネルバも含めて恋愛描写が単純で稚拙で全然萌えないのがとても残念。
なんていうか、ときめきが全然なくて、お子様の恋愛ごっこみたいな感じなんだよね。
文章は読みやすいし、一応話は行き当たりばったりではなくてそれなりによくできているんだけど。
恋愛を期待しなければ楽しめるけど、恋愛を期待するとがっかりっていうの、女性向け作品としては残念な出来なのでは。
新キャラの猫ベレーナが気位高くて気まぐれで猫らしくて可愛いので今後の活躍に期待。
番外編はまさにそういう話で良かった。
紙の本婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 2
2023/10/15 01:11
一巻目よりも読みやすい
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖国で長兄の王太子就任と自分の帝国皇弟との婚約発表を終え、今度は帝国で正式に婚約式を挙げるために帝都へ向かうミネルバとルーファス達。
道中の辺境伯家で不祥事に立ち会い、自分と似た境遇となったソフィーに強い繋がりを感じて女官に迎える。
帝都で無事に婚約式を挙げるまで。
時々いちゃついて照れ照れしている純情ぶりにびっくりするくらい、わりと互いに愛情を隠さない二人なので読んでいて安心感がある。
今回は婚約式で話が終わったのもあって、ソフィーの元婚約者へのざまぁは次巻持ち越し。
未決着なせいで若干消化不良感もある。
でも一巻目よりも納得できない感じやご都合主義だと感じた展開は少なくて良かった。
ただ、時間の経過で空白行が入ったりしないので、読み流しているとびっくりする。
序盤祖国を旅立ち家族に別れの挨拶をしたのと同じページに、同じ繋ぎのまま辺境伯からようこそって声をかけられてるの、すごい違和感だった。
時間が大きく経過したり、場所が変わったりしたときには空白行を挿入してほしいな。
書き下ろし番外編は白昼夢なのか幼少期のルーファスとミネルバが出会う話。
本編との関連はなさそうな小話だった。
紙の本婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 1
2023/09/30 11:19
キャラが浅い
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
王太子に冤罪で婚約破棄された公爵令嬢ヒロインは、社交界を追放されてからろくでなしばかりに言い寄られ、ようやくまともな縁談相手かと思えばソイツも実はクズで破談。
王太子夫妻がさらに彼女を貶めようと画策したところを、宗主国の皇弟が訪れて一目惚れしたと求婚してくる。
求婚を受け入れて彼に保護されてから、王太子夫妻のおそるべき陰謀が次第に明らかになる。
ファンタジー陰謀劇。
婚約破棄から隣国皇子に見初められてざまぁワンパターンかと思ったら、ずいぶんファンタジー設定寄りの陰謀劇になって、ちょっと捻りがきいてて良かった。
ただ、基本的にキャラクターに深みがなくて共感しづらく、感情の動きに説得力がない。
氷とまで言われた皇弟がヒロインに一目惚れしたのも、もっともらしい理由がなく運命の恋とやらで終わっていて残念。
元婚約者の王太子へは恋愛感情がなく、破棄後は会いたくないと思えるほどの相手だったのに、彼の劣等感を知ったら突然罪悪感で自分を責め始める。
最後の王太子の改心も、セリカが愛する男として胸をはっていたいとかの理由ならいいのに、卑怯なまま死にたくないって……。
全体的にキャラが浅い。
黒幕のが首尾一貫してて破滅型で好印象だった。
紙の本婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる 1
2024/03/31 22:41
読んでいてイライラするストーリー
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
最低な人物が複数登場するし、読んでいてイライラするストーリーなので、私にはこの物語の面白さがわかりませんでした。努力をしなかった王太子のことは、私は絶対に許さないという気持ちになりました。異世界から来たセリカは、自分勝手でわがままな人物だという印象を受けました。絵だけは、良かったです。