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著者 百田尚樹
アホでおちゃらけだが天才的ボクシングセンスを持つ鏑矢義平。
彼の所属する恵比寿高校ボクシング部に
幼なじみでいじめられっ子だった木樽優紀が入部した。
特進コースで成績トップクラスの木樽の入部は周囲を驚かせる。
木樽には強くなりたい理由があった。
大阪の下町を舞台に二人の少年の成長と挫折を感動的に画き出し
全国の読者を感動の渦に巻き込んだ傑作青春小説、待望の電子書籍化!!
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2016/11/16 09:44
正に、手に汗を握る展開と、微笑ましくも爽やかさの溢れる傑作である。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校熱血青春版『あしたのジョー』(梶原一騎原作・ちばてつや画、講談社の『週刊少年マガジン』に、1968(昭和43)年1月1日号から1973(昭和48)年5月13日号にかけて連載され、一世を風靡したボクシング漫画)そのものだーーー。
天性のボクサー:鏑矢義平(天才ボクサー:矢吹 丈)、王道を行く天才ボクサー:稲村(力石 徹)の対決を軸に、高校教師・ボクシング部監督:高津燿子(ジョーの野生に魅かれる高慢な令嬢:白木 葉子)、大鹿ジムの曽我部(アル中の元ボクサー・丹下 段平)、など『あしたのジョー』の主要メンバーに酷似する人物が登場するが、本作では更に、鏑矢の幼馴染で天才的ボクシング能力を秘めた:木樽優紀、高校教師でボクシング部監督・コーチ:沢木先生や、雰囲気を盛り上げるボクシング部部員たちや、登場時間は短いが部員たちを温かく見守るマネージャー:丸野智子(心臓病で亡くなるがその天真爛漫な性格でボクシング部の守護天使となる)などが話に深みを添えている。正に、手に汗を握る展開と、微笑ましくも爽やかさの溢れる傑作である。
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2019/02/27 00:59
映画化
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本も映画化されているんですよね。なので、小説というよりシナリオのような感じのできばえ。読みやすくはあるのですが……