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7件
椿山課長の七日間
著者 浅田次郎
話題の映画原作! 椿山和昭は働き盛りの46歳。過労で倒れ、現世と来世の中間にある中陰の世界で目が覚める。やり残した仕事、愛する家族を思うと、どうしても自分の死を受け容れられず、現世に戻ることを願い出る。許されたのは初七日までの三日間。中陰でかけられた「邪淫の罪」の疑いも晴らすため、美女の肉体を借り現世に戻るが――。死後の世界を涙と笑いで描いた感動的なファンタジー。
椿山課長の七日間
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椿山課長の七日間
2023/07/27 20:06
よみがえり系
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本題(現世に戻るまで)に入るまでの前置きがちょっと長く、しかも3人も?と思いましたが、現世に戻ってからは引き込まれて行きました。
現世に戻った3人と残された人達の関わりに、最後は涙が出ました。それで3人だったんだ。と。
タイトルは椿山課長ですが、個人的には、武田勇さんと残された方々に泣きました。
ドラマも映画も観ていませんが、映像だともっと泣きそうです。
2023/04/15 14:21
温かみ溢れる一冊
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
不慮の死を遂げた三人が三日間の期限付きで現世へ舞い戻る話。悪戦苦闘しながらもそれぞれが納得いく答えを見つけていく様になんともほっこりさせられる。
2021/11/25 13:51
死後の世界を明るく描く
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
この世とあの世の境い目「中陰役所」や、生前の罪をリセットする「反省ボタン」がユーモラスです。7日間限定で舞い戻った椿山に待ち受ける、数々のトラブルにもハラハラさせられました。