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  6. ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 8件

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

著者 帚木 蓬生

臨床40年の精神科医が、最も関心をもつネガティブ・ケイパビリティとは何か。せっかちに答えをもとめ、マニュアルに慣れた脳の弊害……教育、医療、介護でも注目されている、共感の成熟に寄り添う「負の力」について、初の著書。

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

税込 1,400 12pt

ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.2

評価内訳

人間の善性、無限の可能性を引き出す哲学。 読む前と読む後で、物事への取り組み、考え方を大きく、そして深く、強くしていける渾身の書。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ネガティブ・ケイパビリティ(負の能力もしくは陰性能力)とは、『どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」をさします。
 あるいは、『性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力』を意味します」

「私自身、この能力を知って以来、生きるすべも、精神科医という職業生活も、作家としての制作行為も、ずいぶん楽になりました。いわば、ふんばる力がついたのです。それほどこの能力は底力を持っています」

(「はじめに」より)

精神科医であり、作家である著者が、その根底の哲学を縦横無尽に語り尽くす。

すぐに結論を求められる社会。

白か黒かを決めたがる安易な態度。

問題の解決ばかりに目を向けて、その奥底にある真実に向き合うことのできない薄っぺらさ。

未知のウィルスとの闘いに右往左往する2021年。

先の見えない闘いの中で、誰かを攻撃することで憂さを晴らす浅はかな態度。

そういう現代だからこそ、不確かな状況に耐えうる力。

相手の苦しみに簡単な答えを出すのではなく、寄り添い、同苦し、共感していく姿勢。

人間の善性、無限の可能性を引き出す哲学。

読む前と読む後で、物事への取り組み、考え方を大きく、そして深く、強くしていける渾身の書。

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ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力

2024/05/03 19:41

分からないことが分かるようになる、その次元のもっと向こう側へ行くために

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る

通院中のクリニックの待合室にある図書スペースで本書を見つけました。
ネガティブ・ケイパビリティという字面から、初見だとそれこそ≪ネガティブ≫な意味合いを感じそうですが、副題にもあるように「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える力」あるいは「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることが出来る能力」だということです。

一方、ネガティブ・ケイパビリティと対をなす概念がポジティブ・ケイパビリティであり、こちらは≪分かろう≫とする、すなわち何らかの意味付けをしようとすること。本書では、現代の学校教育はこのポジティブ・ケイパビリティを養成するものと指摘されています。この言葉は度重なる受験勉強で詰め込み教育をされてきた身には深く刺さりました。
思い返せば、分からないことがあるとすぐに短気を起こしたり、恐れおののいて問題そのものから目をそらしたり、答えの出ない(そもそも答えのない)難問の前で右往左往して神経をすり減らしてばかりいました。
また、就職してから中途半端な知識と経験が身についた頃、「ケースごとにパターン化された対処をすれば何でも解決できるのでは」と思いかけたことがありますが、世界は自分の脳みその及ぶ範囲にとどまるのか、いやそんなわけないだろうと、井戸の中に閉じ込められて出られない蛙になったような気分がして、ちょっと震えました。
とは言え≪分かりたい≫というのは脳に埋め込まれた本能であり、知的能力を増大させることで人類が発展を遂げてきた側面があるのは否めません。また、時と場合によっては、マニュアルも必要なものでしょう。
しかし、どんな事象も既存の理論という型に当てはめて≪分かった≫ような気になったり、あるいは事象を細かく断片化して分析するようにして理解を試みる時、その対象は原型をとどめているのか。

何かを学べば学ぶほど、未知の世界は広がり、深みを増す。音楽や美術、文学といった芸術作品は答えなど持っておらず、何を表現しているのか、実は作者自身もよく分かっていないかもしれない。世界は≪分からない≫で溢れています。
分からないものを排除するのではなく、また自身にとって都合の良い理論を無理やり押し付けるのでもなく、まずは≪それ≫が存在していると認めること。そこから、対象との対話が生まれるような気がします。
つまるところネガティブ・ケイパビリティの精神には、対象を対象として認識し、尊重する姿勢が根底にあるのだと思います。そこから共感性や寛容さが生まれるというのは、納得がいきます。

さて、それではネガティブ・ケイパビリティを発揮するにはどうしたらいいのか。
そう考えた時、昔からの悪癖で「答えが欲しい」と思ってしまったことに気づき、本末転倒も甚だしいな、と苦笑してしまいました。
自分なりに考えて、月並みかもしれませんが読書を続ける、綺麗だと思うものを見たら素直に≪綺麗だな≫ときちんと目を向けてみる、他人の言動を一旦そのまま受け止める、ということができるといいなと思いました。
分からない、分からないのだけれど何だかふわふわする感じ、気にならずにはいられない、もどかしさに似たような感情が生まれることがありますが、とりあえず形を取らないままに持ち続ける、何だったらそれを楽しむくらいのつもりでいいのかもしれません。もしかしたらいつか、長い時を経てそこから新たな気づきが生まれるかもしれない――そういったことの連続が≪生きる≫ということなのだとしたら、人生が何とも奥深い、経験しがいのある重みをもったものに感じられます。

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ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力

2022/09/15 15:19

性急に解を求めないこと

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうにも答えの出ない、対処のしようがない事態に、せっかちに解を出さずに耐える能力を、negative capabilityという。課題が山積みとなり、複雑に絡み合う現代社会において、素早く快刀乱麻に切れ味よく、解を見つけることは、良いことではない。保留の状態で、思考を停止した状態で、持ちこたえる能力を育むことにより、時間の助けを借りて、よい社会を生むことが期待される。答えのない事態に耐える力は、子どもたちにも持ってほしい。

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